特許
J-GLOBAL ID:200903003712207595

反射防止膜を有するプラスティック製光学物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香川 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-242505
公開番号(公開出願番号):特開平9-061602
出願日: 1995年08月28日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】液晶表示板(LCD)、テレビ・コンピュ-タ-のブラウン管(CRT)その他の表示画面などの前面に装着するのに好適な光学物品、及びその具体的な製造方法の提供。【解決手段】プラスティック製フィルムまたはシ-トからなる基材の片面または両面の表層に、下記(1),(2),(3) の要件を満たす反射防止膜を形成したプラスティック製光学物品。(1) フィルムまたはシ-トが、230mm×300mmの矩形を内に含むことができる大きさであること。(2) 波長450nm〜650nmの範囲の可視光線領域で、表面反射率が1%を越えないこと。(3) フィルムまたはシ-ト面内の、任意に選んだ210mm以上の距離の2点における色差が2.50未満であり、かつ波長520nmで測定された表面反射率の差が0.1%未満であること。
請求項(抜粋):
プラスティック製フィルムまたはシ-トからなる基材の片面または両面の表層に、該プラスティック製フィルムまたはシ-トの屈折率より低い屈折率の透明誘電体と該プラスティック製フィルムまたはシ-トの屈折率より高い屈折率の透明誘電体または透明導電体とを組み合わせて、3層以上の構成からなる反射防止膜を形成した、下記(1),(2),(3) の要件を満たす反射防止膜を有するプラスティック製光学物品。(1) フィルムまたはシ-トの大きさが、230mm×300mmの矩形を内に含むことができる大きさであること(2) 波長450nm〜650nmの範囲の可視光線領域で、反射防止膜を形成した面の表面反射率が1%を越えないこと(3) フィルムまたはシ-ト面内の、任意に選んだ210mm以上の距離の2点におけるCIE標準C光源(JIS Z8113-2038) で測定された反射率曲線からの主波長(JIS z8105-2041)における色度図表(JI Z8113-2046)上での色差(JIS Z8105-2070)△E*ab =[(△L*)2 +(△a*)2 +(△b*)2 ]1/2 が2.50未満であり、かつ任意に選んだ210mm以上の距離の2点における波長520nmで測定された表面反射率の差が0.1%未満であること
引用特許:
審査官引用 (8件)
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