特許
J-GLOBAL ID:200903004113740567

ハイブリッド車両のモード切り替え制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 杉村 憲司 ,  杉村 興作 ,  来間 清志 ,  藤谷 史朗 ,  澤田 達也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-199124
公開番号(公開出願番号):特開2008-114835
出願日: 2007年07月31日
公開日(公表日): 2008年05月22日
要約:
【課題】回生制動を伴う運転中において、ハイブリッド(HEV)モードから電気走行(EV)モードへの切り替えが、効率的なエネルギー回収下に実行されるようにする。【解決手段】EV走行中、t0にバッテリ蓄電状態SOCがSOC(L)未満になった結果、EV→HEVモード切り替えが行われ、減速を希望してt1以後アクセル開度APOを0に保ち、HEVモードによりSOCが上昇してt3にSOC(H)以上になる場合につき説明する。アクセルペダル釈放時t1以後、モータ/ジェネレータが回生制動を行うような低負荷運転と判定する時t2(t1から低負荷判定時間Tsが経過した時t2)に、SOC(H)の消失でSOC(H)に代えSOC(L)に基づくHEV→EVモード切り替え判定を行うことにより、t3よりも前でHEV→EVモード切り替えを行わせる。よって、エンジンを引きずりながらの回生制動時間Δtが短くなり、その分、エンジンを引きずらない回生制動時間を長くして、エネルギー回収率を高め得る。【選択図】図8
請求項(抜粋):
動力源としてエンジンおよびモータ/ジェネレータを具え、これらエンジンおよびモータ/ジェネレータ間に伝達トルク容量を変更可能な第1クラッチを介在させ、モータ/ジェネレータから駆動輪に至る車輪駆動系に伝達トルク容量を変更可能な第2クラッチを挿置し、 エンジンを停止させ、前記第1クラッチを解放すると共に前記第2クラッチを締結することにより前記モータ/ジェネレータと前記駆動輪との間でのみ動力伝達を行う電気走行モードを選択可能であると共に、前記第1クラッチおよび前記第2クラッチを共に締結することにより少なくとも前記エンジン及び前記モータ/ジェネレータと前記駆動輪との間で動力伝達を行うハイブリッド走行モードを選択可能で、 これら電気走行モードおよびハイブリッド走行モードを、バッテリ蓄電状態に応じ選択するようにしたハイブリッド車両において、 前記電気走行モードと前記ハイブリッド走行モードとのモード切り替えを可能とし、 このモード切り替えの判定を、前記電気走行モードから前記ハイブリッド走行モードへの切り替え判定を行うための相対的に低い第1の設定バッテリ蓄電状態と、前記ハイブリッド走行モードから前記電気走行モードへの切り替え判定を行うための相対的に高い第2の設定バッテリ蓄電状態とを基に行い、 前記ハイブリッド走行モードが選択されたバッテリ蓄電状態のもとで、回生制動を行うような車両の低負荷運転が行われる時にあっては、前記第2設定バッテリ蓄電状態を当初よりも低い値に変更し、ハイブリッド走行モードを選択すべきバッテリ蓄電状態のもとでも電気走行モードへの切り替えを許可するよう構成した、ことを特徴とするハイブリッド車両のモード切り替え制御装置。
IPC (9件):
B60W 10/26 ,  B60W 20/00 ,  B60W 10/06 ,  B60W 10/08 ,  B60W 10/02 ,  B60K 6/48 ,  B60K 6/547 ,  B60L 7/16 ,  B60L 11/14
FI (8件):
B60K6/04 330 ,  B60K6/04 310 ,  B60K6/04 320 ,  B60K6/04 360 ,  B60K6/04 530 ,  B60K6/04 733 ,  B60L7/16 ,  B60L11/14
Fターム (14件):
5H115PA12 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PI29 ,  5H115PO06 ,  5H115PO17 ,  5H115PU10 ,  5H115PU25 ,  5H115PV09 ,  5H115QE10 ,  5H115QI04 ,  5H115TI01 ,  5H115TR19
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (8件)
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