特許
J-GLOBAL ID:200903004855006970

エンジンの燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-101870
公開番号(公開出願番号):特開平11-287149
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 この発明は,微小燃料噴射を開始する電子デパイスへの最小通電期間を学習によって求めることにより,個々のインジェクタに対応して微小燃料噴射を実現するエンジンの燃料噴射制御装置を提供する。【解決手段】 インジェクタの燃料噴射を実行するために電磁弁に供給される駆動電流としてのコマンドパルスが,コントローラから時刻Tpに出力される。一定時間T0 を経過した後にコモンレール圧力がそれまでの平均値P0 から低下し始める。コントローラは,パイロット噴射のコマンドパルスの通電期間Pwpを極小の値から次第に延長していき,低下した面積Arが予め決められた値以上になった時点を燃料噴射開始時点と決定し,目標燃料噴射量が微小な場合には,その最小コマンドパルス幅に基づいて通電期間を算出する。
請求項(抜粋):
蓄圧器から供給される作動流体の圧力作用に基づいてエンジンの燃焼室に燃料を噴射するインジェクタ,駆動電流の供給を受けて前記作動流体の圧力作用を制御する電子デバイス,前記エンジンの運転状態を検出する検出手段からの検出信号に基づいて目標燃料噴射量を決定すると共に前記目標燃料噴射量に応じた前記電子デバイスへの前記駆動電流の通電期間を決定するコントローラを具備し,前記コントローラは,前記通電期間を前記インジェクタから燃料が噴射されない極小通電期間から徐々に延長させ,前記インジェクタが燃料噴射を開始したときの前記通電期間を最小通電期間として決定し,微小な前記目標燃料噴射量に応じた前記通電期間を前記最小通電期間に基づいて決定することから成るエンジンの燃料噴射制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/40 ,  F02D 41/38 ,  F02D 45/00 364 ,  F02M 45/04 ,  F02M 55/02 350
FI (5件):
F02D 41/40 C ,  F02D 41/38 A ,  F02D 45/00 364 N ,  F02M 45/04 ,  F02M 55/02 350 E
引用特許:
審査官引用 (6件)
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