特許
J-GLOBAL ID:200903004994502051

流量・残留塩素濃度計測器及び水道水の流量・残留塩素濃度計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-137709
公開番号(公開出願番号):特開2005-321230
出願日: 2004年05月06日
公開日(公表日): 2005年11月17日
要約:
【課題】 水道管網における一箇所で水道水の流量及び残塩塩素濃度を計測することが可能であると共に、水道水が流れる向きが変化しても安定して流量測定を行うことが可能な流量・残塩塩素濃度計測器及び水道水の流量・残塩塩素濃度計測方法を提供する。【解決手段】 本発明の計測器10によれば、流量センサ20と残留塩素センサ30とを備えているので、水道管網における一箇所で水道水の流量及び残塩塩素濃度を計測することが可能になる。そして、水道管網における水道水の流れる向きが変わっても、常に、流量センサ20の下流側の残留塩素センサ30のみが使用され、上流側の残留塩素センサ30が停止されるので、残留塩素センサ30の使用時に発生するイオンが、流量センサ20の測定精度に影響を及ぼさなくなり、水道水が流れる向きが変化しても安定して流量測定を行うことが可能になる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
水道水が流される流路を備えたボディと、 前記流路内に対向配置された1対の流量測定用電極を有し、前記流路に磁束が付与された状態でそれら1対の流量測定用電極の間に生じる電位差に基づいて前記水道水の流量を検出するための電磁流量センサと、 前記流路内に配置された1対の残留塩素濃度測定用電極を有し、使用時には前記1対の残留塩素濃度測定用電極の間に所定の電圧が印加され、前記水道水を介して前記1対の残留塩素濃度測定用電極の間に流れる電流に基づいて前記水道水の残留塩素濃度を検出するための残留塩素センサとを備えた流量・残留塩素濃度計測器において、 前記残留塩素センサは、前記電磁流量センサを前記流路の軸方向で挟んだ2箇所に対にして設けられ、 前記電磁流量センサの検出結果に基づき、前記水道水が流れる向きを判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果に基づき、下流側の前記残留塩素センサを使用する一方、上流側の前記残留塩素センサを停止するように切り替える残留塩素センサ切替手段とを設けたことを特徴とする流量・残留塩素濃度計測器。
IPC (3件):
G01N27/416 ,  G01F1/58 ,  G01N33/18
FI (3件):
G01N27/46 316Z ,  G01F1/58 Z ,  G01N33/18 C
Fターム (3件):
2F035BD04 ,  2F035CA02 ,  2F035CB10
引用特許:
審査官引用 (6件)
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