特許
J-GLOBAL ID:200903014725279660
残留塩素濃度計測器及び水道水の残留塩素濃度計測方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
松浦 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-131639
公開番号(公開出願番号):特開2005-315640
出願日: 2004年04月27日
公開日(公表日): 2005年11月10日
要約:
【課題】 従来より信用度が高い残留塩素濃度の検出結果を得ることが可能な残留塩素濃度計測器及び水道水の残留塩素濃度計測方法の提供を目的とする。【解決手段】 本発明の残留塩素濃度計測器10によれば、流速変化率R1が基準値(5%)より小さいときには、残留塩素センサ13が検出した残留塩素濃度Z2を、流速値と補正マップ1とから特定される補正値H1によって補正して、正確な残留塩素濃度Y2が出力される一方、流速変化率R1が5%より大きくなったときには、不正確になった残留塩素濃度の出力が所定時間に亘って禁止される。つまり、不正確な残留塩素濃度の検出結果が排除され、正確な残留塩素濃度Y2の検出結果のみが出力されるので、従来より信用度が高い残留塩素濃度の検出結果を得ることが可能になる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
水道水が流れる流路内に配置される1対の電極を有し、酸化還元反応に伴ってそれら1対の電極間に流れる電流値に基づいて前記水道水の残留塩素濃度を検出する残留塩素センサと、
前記水道水の流速を検出する流速センサと、
前記流速センサの検出結果に基づいて前記残留塩素センサの検出結果を補正して出力するデータ処理部とを備えた残留塩素濃度計測器において、
前記データ処理部には、
前記残留塩素センサの検出誤差を前記流速に対応させて記憶した補正マップと、
前記流速センサが検出した流速をV、その流速Vの単位時間当たりの変化量をΔVとした場合に、R=|ΔV/V|、により算出される流速変化率Rが基準値より小さかったときに、前記流速Vと前記補正マップとにより特定される前記検出誤差を、前記残留塩素センサが検出した残留塩素濃度から除去するデータ補正手段と、
前記流速変化率Rが前記基準値より大きかったときに、前記残留塩素センサが検出した残留塩素濃度の出力を禁止するデータ棄却手段とが設けられたことを特徴とする残留塩素濃度計測器。
IPC (3件):
G01N27/26
, G01N27/27
, G01N27/416
FI (4件):
G01N27/26 371A
, G01N27/26 371F
, G01N27/46 316Z
, G01N27/46 B
引用特許: