特許
J-GLOBAL ID:200903005427713870

コンクリート構造体の補強構造及びコンクリート構造体の補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 宮川 清 ,  松村 博之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-290623
公開番号(公開出願番号):特開2004-124521
出願日: 2002年10月03日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
【課題】コンクリート構造体が充分な耐力を備えるものとなる補強構造、及び既存の構造体に対しても有効な補強効果が得られるコンクリート構造体の補強方法を提供する。【解決手段】橋脚1は鉄筋コンクリートからなる2つの柱状部3と、これらの間に連続して設けられた壁状部4とで構成されており、周方向に連続するように補強用繊維シート5が巻き付けられている。また、隅角部にはそれぞれ補強用繊維シート5を介して4つのコンクリートブロック6が設けられており、壁状部と、これを介して対向するコンクリートブロックとを貫通する緊張材7によって、コンクリートブロック6が壁状部4に押圧されている。これにより補強用繊維シート5が隅角部に強く接着され、橋脚1に地震時等の大きな水平方向の力が作用したとき、せん断力による斜引張力が補強用繊維シート5に確実に伝達され、橋脚1にせん断破壊が生じるのを防ぐことができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
コンクリート構造体の表面に、該コンクリート構造体の軸線と直角方向に補強用繊維を含む補強用繊維シートが貼着され、 該コンクリート構造体の軸線に沿い、該コンクリート構造体との間に前記補強用繊維シートを挟み込むように複数のコンクリートブロックが設けられ、 前記コンクリートブロック及び前記コンクリート構造体を貫通する緊張材に緊張力を導入することによって、該コンクリートブロックが前記補強用繊維シートを介して該コンクリート構造体に押圧されていることを特徴とするコンクリート構造体の補強構造。
IPC (2件):
E04G23/02 ,  B29B11/16
FI (2件):
E04G23/02 F ,  B29B11/16
Fターム (18件):
2D059AA03 ,  2D059BB37 ,  2D059GG02 ,  2D059GG05 ,  2D059GG23 ,  2D059GG40 ,  2E176AA04 ,  2E176BB29 ,  4F072AB04 ,  4F072AB06 ,  4F072AB09 ,  4F072AB10 ,  4F072AB30 ,  4F072AD23 ,  4F072AG03 ,  4F072AH26 ,  4F072AK05 ,  4F072AL17
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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