特許

J-GLOBAL ID：200903005543607654

キャップ効果を備えた物質内包カーボン複合体及びその製造方法

発明者： 飯島 澄男 ,  湯田坂 雅子 ,  宮脇 仁 ,  弓削 亮太 ,  依光 英樹 ,  磯部 寛之 ,  中村 栄一
出願人/特許権者： 独立行政法人科学技術振興機構 ,  国立大学法人 東京大学 ,  日本電気株式会社
代理人 (3件)： 池田 憲保 ,  福田 修一 ,  佐々木 敬
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-174226
公開番号（公開出願番号）：特開2008-001570
出願日： 2006年06月23日
公開日（公表日）： 2008年01月10日
要約：

【課題】 カーボンナノホーンに内包した物質の、当該内包物質を溶解し得る溶液中におけるカーボンナノホーンからの放出開始を遅延させることが可能なカーボンナノホーン複合体を提供することにある。【解決手段】 物質担体は壁面に1〜2.5nmの径の開口を備えた内径が2〜5nmのナノ炭素を有する。物質内包カーボン複合体は、この物質担体と、前記物質担体に内包された第1の機能性物質とを備えている。キャップ効果を備えた物質内包カーボン複合体は、物質内包カーボン複合体の前記物質担体に、更に、キャップ効果を備えた前記物質担体の内径よりも小さく且つ開口径よりも大きな径を備えた第二の機能性物質を導入してなる。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

ナノ細孔を持つ物質担体に内包された第1の機能性物質を備えた物質内包カーボン複合体に、前記物質内包カーボン複合体の内径よりも小さく且つ前記ナノ細孔の開口径よりも大きな径を備えた第2の機能性物質を導入したことを特徴とするキャップ効果を備えた物質内包カーボン複合体。

IPC (1件)：

C01B 31/02

FI (1件)：

C01B31/02 101F

Fターム (26件)：

4G146AA04 ,  4G146AA09 ,  4G146AA11 ,  4G146AA13 ,  4G146AA15 ,  4G146AA16 ,  4G146AA19 ,  4G146AB06 ,  4G146AC03A ,  4G146AC03B ,  4G146AC05A ,  4G146AC05B ,  4G146AC06A ,  4G146AC06B ,  4G146AD15 ,  4G146AD16 ,  4G146AD17 ,  4G146AD40 ,  4G146CB10 ,  4G146CB11 ,  4G146CB19 ,  4G146CB24 ,  4G146CB33 ,  4G146CB34 ,  4G146CB35 ,  4G146CB39

引用特許：

出願人引用 (1件)

• ゲスト分子の単層カーボンナノチューブへの内方のためのナノ抽出法ならびにナノ凝縮法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-200742   出願人：独立行政法人科学技術振興機構, 日本電気株式会社

審査官引用 (3件)

• カーボンナノチューブの構造を制御する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-267235   出願人：富士通株式会社
• 電子の電界放出特性を高めたナノチューブ基材料の作成方法(連邦政府の資金援助による研究または開発に関する声明)本発明の少なくともいくつかの態様は、契約番号N00014-98-1-05907の下で政府によって支援された。政府は、本発明において一定の権利を有し得る。
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2003-505401   出願人：ザユニバーシティオブノースカロライナ-チャペルヒル
• DNA内包炭素クラスターの製造装置と製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-278816   出願人：株式会社イデアルスター

引用文献：

審査官引用 (1件)

• Selective deposition of a gadolinium(III) cluster in a hole opening of single-wall carbon nanohorn