特許
J-GLOBAL ID:200903005948572556
体外血液回路中の血流を制御するための装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
浅村 皓
, 浅村 肇
, 山本 貴和
, 岩本 行夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-556117
公開番号(公開出願番号):特表2005-512736
出願日: 2002年12月20日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
体外血液回路中の血流を制御するための装置であって、蠕動ポンプ(9)の上流で動脈圧(Part)を測定するように設計した少なくとも一つの第1センサ(11)と、この蠕動ポンプの角速度(Ω)を測定するように設計した少なくとも一つの第2センサ(12)、このアクセスブランチを通る所望の血流の少なくとも一つの設定値(Qset)、および少なくともこのポンプの角速度(Ω)に関連する変量(v1)、上記アクセスブランチのこの蠕動ポンプの上流の動脈圧(Part)に関連する変量(v2)、上記アクセスブランチを通る実際の血流(Qactual)に関連する変量(v3)の範囲内の較正関数(F)を記憶するように設計したメモリ(14)と、そして、これらのセンサにより測定した角速度および動脈圧の値(Ω,Part)へこの較正関数Fを適用することにより実際の流量値(Qactual)を計算すること;この実際流量値(Qactual)を所望の流量(Qset)と比較すること;および、もしこのQactual-Qsetが所定の許容範囲外にあれば、上記蠕動ポンプの角速度を変えることができる少なくとも一つの制御ユニット(13)と、を含む装置。
請求項(抜粋):
体外血液回路中の血流を制御するための装置であって、前記体外回路が少なくとも一つの血液処理ユニット、患者から血液を採取する領域とこの処理ユニットの間に伸びる少なくとも一つのアクセスブランチ、この体外回路の前記アクセスブランチと作動するために関連する少なくとも一つの蠕動ポンプ、および処理ユニットと血液を患者に戻す領域の間に伸びる少なくとも一つの戻りブランチを有し、前記装置が、
前記アクセスブランチのこの蠕動ポンプの上流の部分の動脈圧(Part)を測定するように、および前記動脈圧(Part)に比例する対応する第1出力信号を発生するように設計した少なくとも一つの第1センサ、
この蠕動ポンプの角速度(ω)を測定するようにおよび前記蠕動ポンプのこの角速度に比例する、対応する第2出力信号を発生するように設計してた少なくとも一つの第2センサ、
前記アクセスブランチを通る所望の血流の少なくとも一つの設定値(Qset)、および少なくとも以下の変量、
このポンプの角速度(ω)に関連するv1、
前記アクセスブランチのこの蠕動ポンプの上流の動脈圧(Part)に関連するv2、
前記アクセスブランチを通る実際の血流(Qactual)に関連するv3の範囲内で較正関数Fを記憶するように設計したメモリ、
前記第1および第2信号を受けるため並びに動脈圧(Part)および角速度(ω)の対応する測定値を前記メモリに記憶するために、前記センサにおよび前記メモリに作動するように接続した、少なくとも一つの制御ユニットを含み、前記制御ユニットが、以下の作業、
前記センサにより測定した角速度および動脈圧の値(ω,Part)へのメモリ常駐較正関数Fの適用により実際の流量値(Qactual)を計算すること、
前記実際流量値(Qactual)を前記設定流量値(Qset)と比較すること、
もしこの実際流量と所望の流量の間の差(Qactual-Qset)が所定の許容範囲外にあれば、前記蠕動ポンプの角速度を変えること
を含む制御手順を実行できる装置。
IPC (2件):
FI (2件):
A61M1/14 530
, A61M1/10 525
Fターム (6件):
4C077AA05
, 4C077BB01
, 4C077BB02
, 4C077DD07
, 4C077DD28
, 4C077EE01
引用特許:
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