特許
J-GLOBAL ID:200903006736056503
車体前部構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三好 秀和 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-386319
公開番号(公開出願番号):特開2003-182643
出願日: 2001年12月19日
公開日(公表日): 2003年07月03日
要約:
【要約】【課題】 前方からの衝突荷重に対して前輪を積極的に後方移動させて早期にサイドシルに干渉させることにより、衝突荷重を車体骨格部材に効率良く分散させることができる車体前部構造の提供を図る。【解決手段】 前輪位置変化手段50をサブフレーム20に設けて、前方からの衝突荷重の入力により前輪34をトーアウト方向に積極的に転舵させ、この前輪34の転舵後、荷重伝達手段12aによって前輪34を車両後方に移動して、衝突後早期にアウトリガー15に干渉させる。これによって衝突荷重を、サイドメンバ11からエクステンションサイドメンバ13に伝達する経路と、前輪34を介してアウトリガー15からサイドシル14に伝達する経路とを形成して、衝突荷重を車体前部の骨格部材全般に効率良く分散する。
請求項(抜粋):
フロントコンパートメントの左右両側部に、車体前後方向に配設したサイドメンバと、左右のサイドメンバの前端部に跨って連結した車両前端部材と、前記サイドメンバの後方に連設したエクステンションサイドメンバと、前記エクステンションサイドメンバの車幅方向外側に略平行に配設したサイドシルと、前記エクステンションサイドメンバと前記サイドシルの各前端部に跨って連結したアウトリガーと、前記サイドメンバに取り付けられ、サスペンションアームを支持するアーム支持部材と、前記サスペンションアームを介して支持され、前記車両前端部材の車幅方向外側端部と前記アウトリガーとの間に配置した前輪と、を備えた車体前部構造において、前方からの衝突荷重の入力により前記前輪をトーアウト方向に積極的に転舵させる前輪位置変化手段と、前記前輪位置変化手段による前輪の転舵後、前輪を車両後方に移動して前記サイドシル又はアウトリガーに干渉させるとともに、衝突荷重を前輪に伝達する荷重伝達手段と、を設けたことを特徴とする車体前部構造。
IPC (3件):
B62D 25/20
, B62D 21/00
, B62D 21/15
FI (3件):
B62D 25/20 C
, B62D 21/00 A
, B62D 21/15 B
Fターム (8件):
3D003AA05
, 3D003BB02
, 3D003CA09
, 3D003CA17
, 3D003CA18
, 3D003CA53
, 3D003CA59
, 3D003DA29
引用特許: