特許
J-GLOBAL ID:200903006938639934

自動車用エアバッグシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣江 武典
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-511092
公開番号(公開出願番号):特表平10-506344
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】マイクロプロセッサー(16)に接続された静電結合乗員ポジションセンサー(12)を含んだエアバッグシステムである。このマイクロプロセッサーは乗員ポジションと乗員モーションとを三角測定し、車体角加速力分析のために3軸電子コンパスから信号を受信し、必要な時だけエアバッグの膨張を指示する。マイクロプロセッサー(16)は乗員と車両とのデータを記録する。
請求項(抜粋):
自動車用のエアバッグシステムであって、衝突事故時に乗員の前方でエアバッグを膨張させるものであり、該自動車は少なくとも1人の乗員のための乗員室を有しており、該乗員室はルーフと、フロントガラスと、座席とを有しており、本エアバッグシステムは、 (a)エアバッグと、 (b)該エアバッグに接続され、該エアバッグをガスで膨張させる膨張手段と、 (c)前記乗員室に対する前記乗員のポジションを継続的に検出し、そのポジションを示す電気出力を発生させる、好適には車体の内側ルーフに隣接して搭載される乗員センサー手段と、 (d)車体の角オリエンテーションを検出し、そのオリエンテーションを示す電気出力を発生させる車体角オリエンテーションセンサー手段と、 (e)前記乗員センサー手段と、前記車体角オリエンテーションセンサー手段と、前記膨張手段とに電気的に接続されており、前記乗員センサー手段と前記車体角オリエンテーションセンサー手段からの前記電気出力を比較して分析し、その分析結果が車体の衝突を認知し、前記エアバッグの膨張が前記乗員に対する重大な怪我の危険を減少させ、怪我の危険をかえって増大させることがないと判断したときには該エアバッグを膨張させる前記膨張手段を起動させる情報処理手段と、を含んでおり、 該情報処理手段は、一定時間に関する前記乗員の前記ポジションのデータを保存し、車体の衝突を示す乗員加速力と車体角加速力とに関し、さらに前記エアバッグの膨張によって占められるエアバッグポジションに関し、さらに車体の転覆を示す車体角加速度力に関する衝突基準データを保存するメモリ手段を選択的に含むものであり、さらに、 (f)該情報処理手段によって所定時間に関する前記乗員ポジションの比較が前記乗員室との相対的位置関係で増加する乗員加速力を示すなら、さらに、乗員加速に関する前記衝突基準データとの比較で車体の衝突を示すなら、前記膨張手段に前記エアバッグを膨張させるように予備決定する手段と、 (g)該エアバッグの膨張初期段階の前記乗員の予想平均ポジションを計算する手段と、 (h)該予想平均ポジションと、該エアバッグの予想膨張ポジションに関する前記衝突基準データとの比較で、前記乗員が膨張エアバッグの膨張ポジション内に入るであろうことが示されるなら、該エアバッグの膨張のための前記予備決定をキャンセルする手段と、 (i)前記情報処理による所定時間に関する前記車体角オリエンテーションの比較が、衝突を示す角加速力に関する前記衝突基準データと比較されたときに衝突ではないことを示す車体角加速力を示すなら、前記エアバッグの膨張のための前記予備決定をキャンセルする手段と、 (j)前記車体角加速力と車体の転覆に関する前記衝突基準データとの比較が車体の転覆の運命を示すなら、前記エアバッグの膨張のための前記予備決定をキャンセルする手段と、 (k)エアバッグの膨張のための前記予備決定が発せられ、手段(g)から(j)により示されるプロセスでキャンセルされなければ、前記エアバッグの前記膨張手段を起動させる手段と、を含んでいることを特徴とする自動車用エアバッグシステム。
IPC (2件):
B60R 21/32 ,  G01P 21/00
FI (2件):
B60R 21/32 ,  G01P 21/00
引用特許:
審査官引用 (16件)
  • 乗員位置検出装置及び方法並びに乗員拘束システム及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-292076   出願人:ティーアールダブリュー・ベヒクル・セーフティ・システムズ・インコーポレーテッド
  • 特開昭58-189930
  • 自動車のエアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-002358   出願人:マツダ株式会社
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