特許
J-GLOBAL ID:200903007552516320
金属化フィルムコンデンサ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-218043
公開番号(公開出願番号):特開平11-045819
出願日: 1997年07月28日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 金属化フィルムコンデンサにおける金属蒸着電極をセグメント化するための絶縁スリットの形成を容易にし、セグメント相互間に設けたヒューズ部の動作精度を高め、かつ金属蒸着電極と金属溶射による電極引出部との結合を改善して、コンデンサの耐圧及び耐電流性を向上をさせる。【解決手段】 フィルム1の金属蒸着電極6に、電極引出部に結合される帯状通電路2と、フィルム1の幅方向でない3方向の第1記録スリット3、4、5によりセグメント7に分割された領域8と、通電路2と領域8の間の第2絶縁スリット9とを設け、第1絶縁スリット3、4、5の集合点に第1ヒューズ部11を設け、通電路2とセグメント7の間に第2ヒューズ部12を設け、各絶縁スリットは各ヒューズ部の両側で丸味を持って終端させ、第2ヒューズ部12の幅を第1ヒューズ部11の幅の1.0倍以上に選んだ。
請求項(抜粋):
片面に金属蒸着電極を有する金属化フィルム同士、または両面に金属蒸着電極を有する金属化フィルムと絶縁フィルムとを重ね合わせ、或いは片面に金属蒸着電極を有する2枚の金属化フィルムと2枚の絶縁フィルムとを交互に重ね合わせてこれを巻回し、その両巻回端面に金属を溶射して電極引出部を設けてなるコンデンサにおいて、上記金属蒸着電極の少なくとも一方は、上記電極引出部に接触するフィルム側縁に沿い連続して形成された帯状の通電路と、上記フィルムの幅方向でない3方向の第1の絶縁スリットにより多数の六角形のセグメントに分割された領域と、上記帯状通電路と上記セグメントに分割された領域との境界に上記フィルムの長手方向に形成された第2の絶縁スリットとからなり、上記各セグメントの6個の頂点のうちの少なくとも一部では第1の絶縁スリットを横切って上記電極を構成する金属蒸着層によって形成した第1のヒューズ部により当該頂点を共有する3個のセグメントが互いに接続されており、第2の絶縁スリットに隣接する上記セグメントと上記帯状通電路との間は第2の絶縁スリットを横切って上記電極を構成する金属蒸着層によって形成した第2のヒューズ部により互いに接続されており、第1及び第2のヒューズ部における第1及び第2の絶縁スリットの端部はそれぞれ丸味を帯びており、第2のヒューズ部の最狭部の幅は第1のヒューズ部の最狭部の幅の1.0倍以上であることを特徴とする金属化フィルムコンデンサ。
IPC (2件):
FI (2件):
H01G 4/24 301 F
, H01G 4/24 321 A
引用特許:
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