特許
J-GLOBAL ID:200903007923665404

車両用シートのシートバック構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-231933
公開番号(公開出願番号):特開2009-051480
出願日: 2007年09月06日
公開日(公表日): 2009年03月12日
要約:
【課題】 乗員に過度の衝撃的負担を強いることのない高い始動性能と、乗員腰部からの押力に依らない高い保持性能との両立をはかるという目的を、構成の複雑化などを伴うことなく実現可能とする。【解決手段】乗員腰部および乗員背部の双方からの荷重を受圧可能な縦設の受圧部材34がシートバックに内設されている。受圧部材34は乗員背部および乗員腰部からの荷重をいずれも受圧可能な正面略U字形状に形成されている。左右のサイドメンバ18a間に回動可能に架設されたクランク部材36に受圧部材34は連結され、後突時、乗員腰部からの荷重のもとで受圧部材はクランク部材を後方かつ上方に回動させながら後方かつ上方に移動して回動リンク14を引張ばね30の付勢力に抗して回動させるとともに、乗員腰部からの荷重に追従して受圧部材に乗員背部の荷重が作用して回動リンクを継続して回動させる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
シートバックに内設された受圧部材が後突の際の乗員の後方慣性移動による所定の付勢力以上の荷重を受けることで、ヘッドレストをその初期の下方支持位置から所定の上方位置に強制的に変位させる車両用シートのシートバック構造において、 左右一対の回動リンクがシートバックフレームの左右のサイドメンバにそれぞれ枢着され、 支持シャフトが回動リンクの回動を伴って上下円弧移動を可能に左右一対の回動リンクの所定端間に架設、横設され、 支持シャフトに一体に設けられたヘッドレストステーの挿通、保持される筒状のホルダブラケットが、シートバックフレームのアッパメンバに固定されたブラケットガイドに対し摺動自在かつ傾動自在に挿通されることにより、ブラケットガイドを支点とした前傾を伴いながらのヘッドレストの上方変位を上記付勢力に抗した回動リンクの回動のもとで確保可能とし、 上記受圧部材は、乗員腰部および乗員背部の双方からの荷重を受圧可能に下方に延びた縦設の受圧部材として、支持シャフトへのその上端の連結を伴って配設され、 後方かつ上方への回動を可能にシートバックの左右方向で架設、軸支されて横設されたクランク部材に、上記受圧部材が支持されたことを特徴とする車両用シートのシートバック構造。
IPC (3件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/48 ,  A47C 7/38
FI (3件):
B60N2/42 ,  B60N2/48 ,  A47C7/38
Fターム (6件):
3B084DB09 ,  3B084DB14 ,  3B087CD03 ,  3B087CD04 ,  3B087DC05 ,  3B087DC08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 車両用シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-211316   出願人:池田物産株式会社
  • 車両用シート構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-140620   出願人:マツダ株式会社
審査官引用 (6件)
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