特許
J-GLOBAL ID:200903008538923369

モータのコイル温度推定方法及びその方法を用いた開閉装置の制御方法及び開閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-021082
公開番号(公開出願番号):特開2008-187858
出願日: 2007年01月31日
公開日(公表日): 2008年08月14日
要約:
【課題】 モータのコイル温度を高精度に推定する方法と、その方法を用いた開閉装置の制御方法を提供する。 【解決手段】 駆動モータのコイルの温度を所定の時間差分毎に推定するモータのコイル温度推定方法であって、コイル及びコイルに隣接する部材の温度の初期値を設定し、コイルに印加される電圧及びモータ回転数を測定して電流値を算出し、電流値よりコイル発熱量を算出して、今回コイル温度を、前回コイル温度に、対応する時間差分の間のコイル発熱量及び前記コイルから部材への前回内部伝達熱量に基づくコイル温度変化量を加算することにより算出する。また今回部材温度を、前回部材温度に、前回内部伝達熱量及び時間差分の間に部材から外気への前回外部伝達熱量に基づく部材温度変化量を加算することにより算出する。また、このコイル温度推定方法を用いて開閉装置の制御手段を構成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
モータのコイルの温度を所定の時間差分毎に推定するモータのコイル温度推定方法であって、 前記コイルの温度及び前記コイルに隣接する部材の温度の初期値を設定するステップと、 前記コイルに印加される電圧を測定するステップと、 前記モータの回転数を測定するステップと、 前記コイルを流れる電流を前記電圧及び前記回転数に基づいて算出するステップと、 前記算出した電流により前記コイルに発生するコイル発熱量を算出するステップとを有し、 更に、前記時間差分毎に、 今回コイル温度を、前回コイル温度と、対応する時間差分の間の前記コイル発熱量と、前記時間差分の間に前記コイルから前記部材への前回内部伝達熱量に基づくコイル温度変化量とにより算出するステップと、 今回部材温度を、前回部材温度と、前記前回内部伝達熱量と、前記時間差分の間に前記部材から外気への前回外部伝達熱量に基づく部材温度変化量とにより算出するステップとを実行することにより、各時間差分毎に前記モータのコイル温度を推定するようにしたことを特徴とするモータのコイル温度推定方法。
IPC (2件):
H02P 29/02 ,  E05F 15/10
FI (2件):
H02P7/00 U ,  E05F15/10
Fターム (15件):
2E052AA09 ,  2E052CA06 ,  2E052EA13 ,  2E052EB01 ,  2E052GA05 ,  2E052GB06 ,  2E052KA14 ,  5H501AA20 ,  5H501EE01 ,  5H501EE08 ,  5H501JJ04 ,  5H501LL01 ,  5H501LL23 ,  5H501LL37 ,  5H501MM05
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
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