特許
J-GLOBAL ID:200903009186594145

PLL回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福山 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-081016
公開番号(公開出願番号):特開2000-278126
出願日: 1999年03月25日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】簡単な構成で広い入力周波数範囲に渡り、高い位相精度と高速応答が得られるPLL回路を提供する。【解決手段】2種類の位相比較器1,2を備え、入力信号と発振器6出力との間の位相差の大小によって精度の高い方の位相比較器を選択してループフィルタ5への入力とすることにより高い周波数精度と位相精度を得る。また、入力信号あるいは入力信号を分周した信号を、ループフィルタ5のサンプリング周波数の信号源として使用し、ループフィルタの特性周波数を入力信号の周波数増減に追従させることにより広い周波数帯域に渡り高速な応答を得る。更に、数値制御発振器6を用いて広い入力周波数範囲に渡り連続的かつ高速な周波数変更を可能にし、良好な過渡応答を得る。更にまた、入力信号と発振器出力との間の位相差が著しく大きい場合、つまりPLL回路のロックが外れている場合は、入力信号周波数の検出値を発振器6の出力周波数に設定することにより入力信号の周波数が大きく変化したときの追従速度を向上させる。
請求項(抜粋):
特性が異なり、2つの入力信号の時間差または位相差を出力する複数の位相比較手段と、前記複数の位相比較手段の出力のうち1つの出力を選択して出力する位相比較器選択手段と、前記位相比較器選択手段からの出力信号を入力するデジタルフィルタ構成のループフィルタと、前記ループフィルタからの出力信号により発振周波数が変化する発振器手段とを備え、前記複数の位相比較手段には入力信号と前記発振器手段の出力信号とが入力され、前記入力信号と前記発振器手段の出力信号の時間差の大小に応じて前記位相比較器選択手段を制御することを特徴とするPLL回路。
IPC (2件):
H03L 7/113 ,  H03L 7/087
FI (2件):
H03L 7/10 B ,  H03L 7/08 P
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開平2-149018
  • PLL回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-333826   出願人:三洋電機株式会社
  • 位相同期ループ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-013611   出願人:松下電器産業株式会社
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