特許
J-GLOBAL ID:200903009697367678

差動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 祥泰 ,  岩倉 民芳 ,  高橋 祥起
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-228439
公開番号(公開出願番号):特開2006-046495
出願日: 2004年08月04日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】4輪自動車の前輪又は後輪の左右輪間に配設する差動装置において、動力ロスの抑制と直進安定性の向上とを高いレベルで両立した優れた差動装置を提供すること。【解決手段】差動装置1は、2つの出力要素間に差動を発生させる差動モータ40と、4輪自動車100の旋回半径の大きさに相関を有する指標値を計測する計測センサと、差動モータ40を制御するためのモータ制御ユニット6と、指標値に対して差動モータ40で発生させる最大トルクである差動制限トルクを配列したトルクマップを格納する記憶手段604とを有してなる。モータ制御ユニット6は、差動制限トルクを上限トルク値として副駆動輪50L、Rの回転差が直進回転差に一致するように差動モータ40を制御する。トルクマップでは、指標値に基づいて推定される旋回半径が大きくなるに伴って差動制限トルクが単調に増加している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
4輪自動車の前輪又は後輪の左右輪の間に配設された差動装置であって、 該差動装置は、上記左右輪にそれぞれ独立して連結された2つの出力要素と、該2つの出力要素間に差動を発生させる差動モータと、上記4輪自動車の旋回半径の大きさに相関を有する指標値を計測する計測センサと、上記差動モータを制御するためのモータ制御ユニットと、上記指標値に対して上記差動モータで発生させる最大トルクである差動制限トルクを配列したトルクマップ及び上記4輪自動車が直進する際の上記左右輪の回転差である直進回転差を格納する記憶手段とを有してなり、 上記モータ制御ユニットは、上記指標値に基づいて上記トルクマップを参照して上記差動制限トルクを得ると共に、該差動制限トルクを上限トルク値として上記左右輪の回転差が上記直進回転差に一致するように上記差動モータを制御するように構成してあり、 上記トルクマップでは、上記指標値に基づいて推定される上記旋回半径が大きくなるに伴って上記差動制限トルクが単調に増加していることを特徴とする差動装置。
IPC (1件):
F16H 48/30
FI (1件):
F16H48/30 B
Fターム (16件):
3J027FA34 ,  3J027FB04 ,  3J027HA01 ,  3J027HA03 ,  3J027HB01 ,  3J027HB07 ,  3J027HC27 ,  3J027HF13 ,  3J027HF41 ,  3J027HG02 ,  3J027HG03 ,  3J027HH06 ,  3J027HK02 ,  3J027HK04 ,  3J027HK05 ,  3J027HK32
引用特許:
出願人引用 (7件)
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