特許
J-GLOBAL ID:200903009798369230

燃料電池発電設備における改質器温度の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-003806
公開番号(公開出願番号):特開平6-215788
出願日: 1993年01月13日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池の負荷降下時の改質器伝熱部の過熱を防止することができ、かつCO2 ガスをアノード側からカソード側に全量循環させることができる改質器温度の制御方法を提供する。【構成】 燃焼空気制御弁22と、燃焼排ガス8による空気加熱器24とを有し、空気12を加熱して改質器10の燃焼器に供給する燃焼用空気ライン14と、改質器伝熱部の温度を検出する温度センサー16とを備え、改質器伝熱部の温度上昇を温度センサーにより検出し、あるいは負荷変化指令に基づく先行信号によって燃焼空気制御弁22を開いて通常時の流量を無視して過剰に空気を送り、これにより改質器10の燃焼ガスの温度を下げ、改質器伝熱部の過熱を防止する。
請求項(抜粋):
水蒸気を含む燃料ガスを水素を含むアノードガスに改質する改質器と、アノードガスと酸素を含むカソードガスとから発電する燃料電池とを備え、燃料電池を出たアノード排ガスの全量が改質器の燃焼器に供給されて燃焼し、その燃焼排ガスの全量が燃料電池のカソード側に供給される燃料電池発電設備において、燃焼空気制御弁と前記燃焼排ガスによる空気加熱器とを有し、空気を加熱して改質器の燃焼器に供給する燃焼用空気ラインと、改質器伝熱部の温度を検出する温度センサーとを備え、改質器伝熱部の温度上昇を前記温度センサーにより検出し、或いは負荷変化指令に基づく先行信号によって、前記燃焼空気制御弁を開いて通常時の流量以上に過剰に空気を送り、これにより改質器の燃焼ガスの温度を下げ、改質器伝熱部の過熱を防止する、ことを特徴とする燃料電池発電設備における改質器温度の制御方法。
IPC (2件):
H01M 8/06 ,  H01M 8/04

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