特許
J-GLOBAL ID:200903009879581721

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-186745
公開番号(公開出願番号):特開平11-028930
出願日: 1997年07月11日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 冷媒圧縮機20を稼働させることなく、燃焼式ヒータ9の過熱保護による暖房中断を防止することが可能な電気自動車用空気調和装置1を提供する。【解決手段】 燃焼式ヒータ9を使用して車室内を暖房する燃焼式ヒータ温水暖房モードとヒートポンプ4を使用して車室内を暖房するヒートポンプ温水暖房モードとを切り替えることが可能な電気自動車用空気調和装置1において、燃焼式ヒータ温水暖房モードの時に、実際の温水温度が予め決められた過熱保護温度(例えば85°C)に近くなった場合には、暖房熱負荷が小さければ小さい程、低く設定される目標温水温度の上限値に、実際の温水温度が等しくなるように燃焼式ヒータ9の燃焼能力を制御する。これにより、暖房熱負荷が少し変化して、燃焼式ヒータ9の暖房能力が余って温水温度が瞬間的に上昇した場合でも、実際の温水温度が過熱保護温度に到達することはない。
請求項(抜粋):
(a)車室内へ向かって空気を送るためのダクトと、(b)このダクト内において車室内へ向かう空気流を発生させる送風機と、(c)前記ダクト内を流れる空気と熱媒体とを熱交換させて空気を加熱する加熱用熱交換器、およびこの加熱用熱交換器に直列接続され、燃焼能力に応じて熱媒体を加熱する燃焼式ヒータを有する熱媒体循環回路と、(d)この熱媒体循環回路中を循環する熱媒体の温度を検出する熱媒体温度検出手段と、(e)この熱媒体温度検出手段にて検出した熱媒体の温度が、前記燃焼式ヒータの過熱を保護する過熱保護温度に到達した時に、前記燃焼式ヒータの運転を停止させる過熱保護手段と、(f)前記熱媒体循環回路中を循環する熱媒体の目標温度の目標値を設定する目標値設定手段と、(g)前記熱媒体循環回路中を循環する熱媒体の目標温度に前記過熱保護温度よりも低い上限値を設定する上限値設定手段と、(h)前記目標値設定手段にて設定された目標温度の目標値および前記上限値設定手段にて設定された目標温度の上限値のうちの低い方の値に、前記熱媒体温度検出手段にて検出した熱媒体の温度が等しくなるように、前記燃焼式ヒータの燃焼能力を制御する暖房制御手段とを備えた車両用空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 1/03 ,  B60H 1/22
FI (2件):
B60H 1/03 A ,  B60H 1/22
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 自動車用暖房装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-217675   出願人:日本電装株式会社
  • 車両用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-092655   出願人:サンデン株式会社
  • 車両用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-137841   出願人:株式会社デンソー
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