特許
J-GLOBAL ID:200903010294830562

給油装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-128349
公開番号(公開出願番号):特開2002-321797
出願日: 2001年04月25日
公開日(公表日): 2002年11月05日
要約:
【要約】【課題】 本発明は電磁弁による流量制御の安定性及び精度を高めることを課題とする。【解決手段】 給油装置11は、送液管路20にポンプ22,流量計24,無段電磁弁27が配設されている。無段電磁弁27は、制御回路25からの駆動信号の周波数及びデューティーに応じた弁開度で開弁して給油ノズル13へ供給される油液の流量を調整する。制御回路25は、給油開始時に無段電磁弁27への駆動信号のデューティーを50%にして所定基準流量に対する実流量を計測して当該無段電磁弁27固有の特性(電圧印加時間に対する吐出量との関係)を求めた後、予め記憶された基準データとの差分を補正値として求め、この補正値に基づいて当該無段電磁弁27の吐出量と弁開度の関係が基準特性となるようにデューティーを補正して無段電磁弁27に駆動信号を供給する。そのため、低流量制御の安定性を確保できると共に、プリセット値に達するまでの流量制御の精度を高めることができる。
請求項(抜粋):
油液を給油するための給油ノズルと、該給油ノズルへ油液を送液する送液経路と、該送液経路に油液を送液するポンプと、前記送液経路を流れる油液の流量を計測する流量計と、前記送液経路に設けられ、供給される駆動信号のデューティーの大きさに応じて弁開度が調整される電磁弁とを備えてなる給油装置において、前記電磁弁への電圧印加時間に対する吐出量との関係を表す基準データを予め記憶する記憶手段と、前記電磁弁を所定の弁開度に開弁させた状態で前記流量計により計測された流量を読み込み、前記記憶手段に記憶された基準データを用いて当該電磁弁が有する弁開度に対する吐出量との差分を補正値として求める補正値演算手段と、該補正値演算手段により演算された補正値に基づいて基準弁開度に対する吐出量が基準吐出量になるように前記電磁弁へ供給される駆動信号のデューティーを変更する制御手段と、を備えてなることを特徴とする給油装置。
IPC (6件):
B67D 5/34 ,  B67D 5/04 ,  B67D 5/06 ,  B67D 5/08 ,  B67D 5/12 ,  B67D 5/30
FI (6件):
B67D 5/34 ,  B67D 5/04 A ,  B67D 5/06 Z ,  B67D 5/08 Z ,  B67D 5/12 Z ,  B67D 5/30 A
Fターム (10件):
3E083AA02 ,  3E083AB05 ,  3E083AB09 ,  3E083AB16 ,  3E083AB21 ,  3E083AC03 ,  3E083AE06 ,  3E083AE13 ,  3E083AF01 ,  3E083AG01
引用特許:
審査官引用 (13件)
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