特許
J-GLOBAL ID:200903010728804956

内燃機関の潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中村 聡延 ,  山本 晃司 ,  江上 達夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-336214
公開番号(公開出願番号):特開2009-156186
出願日: 2007年12月27日
公開日(公表日): 2009年07月16日
要約:
【課題】内燃機関の潤滑装置において、主に、内燃機関の低負荷領域ではオイルジェットによるピストンへのオイル噴射を停止して低負荷領域から高負荷領域の略全域で燃費悪化を改善する。【解決手段】内燃機関の潤滑装置は、内燃機関の潤滑部に連通するオイル通路の油圧を変化させるオイル圧可変リリーフ弁を有する。オイル圧可変リリーフ弁は、オイル圧可変リリーフ弁制御手段により開閉状態が制御される。オイル圧可変リリーフ弁制御手段は、内燃機関の低負荷領域では、オイル圧可変リリーフ弁を開き側に制御することでオイル通路内の油圧をオイルジェットチェック弁の開弁圧Qb以下として、オイルジェットからピストンに向けてのオイルの噴射を停止する。これにより、低負荷領域においてオイル通路内の油圧が過剰になるのを抑制できると共にピストンが不要に冷却されるのを抑制できる。その結果、低負荷領域から高負荷領域の略全域で燃費悪化を改善できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
オイルが貯留されたオイルタンクから内燃機関の潤滑部にかけて連通するオイル通路と、 前記オイル通路に設けられ、前記オイルタンク内のオイルを前記内燃機関の潤滑部へ供給するオイルポンプと、 前記オイル通路に設けられ、前記オイル通路に供給されたオイルの圧力に応じて前記内燃機関のピストンに対するオイルの噴射量を制御するオイルジェット機構と、 前記オイル通路において前記オイルポンプと並列に設けられたバイパスオイル通路と、 前記バイパスオイル通路に設けられたオイル圧可変リリーフ弁と、 前記オイル圧可変リリーフ弁を開き側に制御することで前記オイル通路内のオイルの圧力を下げると共に、前記オイル圧可変リリーフ弁を閉じ側に制御することで前記オイル通路内のオイルの圧力を上げるオイル圧可変リリーフ弁制御手段と、 前記内燃機関の負荷を検出する内燃機関負荷検出手段と、 前記内燃機関の回転数を検出する内燃機関回転数検出手段と、を備え、 前記オイル圧可変リリーフ弁制御手段は、検出された前記内燃機関の負荷及び回転数に基づいて前記内燃機関が低負荷領域にあると判断した場合には、前記オイル圧可変リリーフ弁を開き側に制御することで前記オイルの圧力を下げて前記オイルジェット機構によるオイルの噴射を停止することを特徴とする内燃機関の潤滑装置。
IPC (2件):
F01M 1/16 ,  F01M 1/08
FI (2件):
F01M1/16 F ,  F01M1/08 B
Fターム (8件):
3G013BA02 ,  3G013BC03 ,  3G013BD02 ,  3G013CA06 ,  3G013EA02 ,  3G013EA03 ,  3G013EA05 ,  3G013EA08
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (1件)

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