特許
J-GLOBAL ID:200903010930511685

表示装置、表示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 脇 篤夫 ,  鈴木 伸夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-040093
公開番号(公開出願番号):特開2006-227238
出願日: 2005年02月17日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】nチャネルTFTによる画素回路において高品質な画像表示を可能とする。【解決手段】画素回路は、有機EL素子、1個の保持容量、サンプリングトランジスタ、ドライブトランジスタ、スイッチングトランジスタ、第1及び第2の検知トランジスタからなる5個のNチャネル薄膜トランジスタで構成する。さらに、ドライブトランジスタの閾値電圧変動と有機EL素子の経時劣化を補償する保持容量ブートストラップ機能を備え、有機EL素子のI-V特性経時変化やドライブトランジスタ閾値電圧変動を補償する。そしてブートストラップ用ドライブトランジスタ閾値検出動作の開始を、第1の検知トランジスタT1のオフで決定し、また閾値検出動作の終了をドライブトランジスタのドレインと電源電位を接続しているスイッチトランジスタT3のオフで決定することにより、閾値検出動作後にドライブトランジスタが流す電流によって生じる画質不良を回避する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
信号線と所要数の走査線が交差する部分に形成される画素回路がマトリクス状に配置されて成る表示装置であって、 各画素回路は、有機エレクトロルミネッセンス素子と、保持容量と、サンプリングトランジスタ、ドライブトランジスタ、第1,第2の検知トランジスタ、及びスイッチングトランジスタからなる5個のnチャネル薄膜トランジスタとを備え、 上記ドライブトランジスタのソースとゲートとの間に上記保持容量が接続され、 上記ドライブトランジスタのソースと所定のカソード電位との間に上記有機エレクトロルミネッセンス素子が接続され、 上記ドライブトランジスタのソースと第1の固定電位との間に上記第1の検知トランジスタが接続され、 上記ドライブトランジスタのゲートと第2の固定電位との間に上記第2の検知トランジスタが接続され、 上記ドライブトランジスタのゲートと上記信号線との間に上記サンプリングトランジスタが接続され、 上記ドライブトランジスタのドレインと所定の電源電位との間に上記スイッチングトランジスタが接続され、 上記サンプリングトランジスタ、上記第1,第2の検知トランジスタ、及び上記スイッチングトランジスタは、それぞれ対応する走査線によって導通制御されるように構成されているとともに、 上記有機エレクトロルミネッセンス素子の1発光サイクルにおいて、 上記サンプリングトランジスタのみが導通されることで、上記信号線からの入力信号がサンプリングされて上記保持容量に保持され、 上記スイッチングトランジスタが導通されることで上記電源電位から上記ドライブトランジスタに電流が供給されて、上記ドライブトランジスタは、上記保持容量に保持された信号電位に応じた電流を上記有機エレクトロルミネッセンス素子に供給して発光駆動し、 上記ドライブトランジスタが上記有機エレクトロルミネッセンス素子を発光駆動しているときに、上記第1の検知トランジスタが導通されることで、上記有機エレクトロルミネッセンス素子が非発光とされ、 上記第2の検知トランジスタが導通され、また上記有機エレクトロルミネッセンス素子が非発光とされた後に上記第1の検知トランジスタが非導通とされることで、上記ドライブトランジスタの閾値電圧を検知し、その検知した電位を上記保持容量に保持する閾値検出動作が開始され、 上記スイッチングトランジスタが非導通とされることで、上記閾値検出動作が終了されることを特徴とする表示装置。
IPC (3件):
G09G 3/30 ,  G09G 3/20 ,  H01L 51/50
FI (10件):
G09G3/30 K ,  G09G3/30 J ,  G09G3/20 611H ,  G09G3/20 621A ,  G09G3/20 624B ,  G09G3/20 641D ,  G09G3/20 642A ,  G09G3/20 642D ,  G09G3/20 670J ,  H05B33/14 A
Fターム (19件):
3K007AB02 ,  3K007AB11 ,  3K007AB17 ,  3K007BA06 ,  3K007DB03 ,  3K007GA00 ,  3K007GA04 ,  5C080AA06 ,  5C080BB05 ,  5C080DD03 ,  5C080DD05 ,  5C080DD29 ,  5C080EE28 ,  5C080EE29 ,  5C080FF11 ,  5C080JJ02 ,  5C080JJ03 ,  5C080JJ04 ,  5C080JJ05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (8件)
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