特許
J-GLOBAL ID:200903011420140832

レーダおよびその特性調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-032656
公開番号(公開出願番号):特開2003-232851
出願日: 2002年02月08日
公開日(公表日): 2003年08月22日
要約:
【要約】【課題】 メモリ容量を削減し、小型化および低コスト化を図る。また、時間経過に伴う送信周波数の上昇および下降の直線性を、構成部品の個々のばらつきの影響を受けずに、レーダ全体として補正できるようにする。【解決手段】 時間経過に伴ってVCOの発振周波数が単調変化するような、時間経過に伴うD/Aコンバータへの入力値の変化特性を、例えば3次の多項式で近似し、それを記憶する。波形データ生成部11は、上記近似式の演算により生成した値をD/Aコンバータへ出力する。これにより、時間経過に伴うVCOの発振周波数を上り変調区間と下り変調区間で単調変化させる。
請求項(抜粋):
送信周波数を決定する電圧制御発振器に対して周波数変調用電圧信号を与えて、周波数が次第に上昇する上り変調区間と、周波数が次第に下降する下り変調区間とが時間的に三角波状に繰り返し変化する送信信号を送信し、物標からの反射信号を含む受信信号を受信する手段と、前記送信信号と前記受信信号との周波数差の信号であるビート信号の周波数スペクトルに関するデータを求める周波数分析手段と、前記上り変調区間の前記ビート信号と前記下り変調区間の前記ビート信号とに基づいて、物標の相対距離または相対速度を検出するレーダにおいて、時間経過に伴って前記電圧制御発振器の発振周波数が単調変化するような、時間経過に伴う、前記D/Aコンバータへの入力値の変化特性を、該変化特性の式を表すデータで記憶するデータ記憶手段と、該データを参照して、前記D/Aコンバータへの入力値を定めるデータ処理手段と、を設けたレーダ。
Fターム (9件):
5J070AB17 ,  5J070AC01 ,  5J070AC06 ,  5J070AE01 ,  5J070AE09 ,  5J070AF03 ,  5J070AH35 ,  5J070AK04 ,  5J070AK40
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る