特許
J-GLOBAL ID:200903011668380627

進行性グリコシル化最終生成物の生成を阻止し、反転するためのチアゾリウム化合物の使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-522379
公開番号(公開出願番号):特表平10-512864
出願日: 1996年01月18日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】本発明は非酵素架橋(タンパク質老化)を抑制し、反転するための組成物及び方法に関する。それ故、標的タンパク質の進行性グリコシル化最終生成物の生成を抑制することができ、更に進行性グリコシル化最終生成物中に存在するα-ジカルボニルをベースとするタンパク質架橋を開裂することにより進行性グリコシル化最終生成物中の前に形成された架橋を反転する薬剤を含む組成物が開示される。有益な或る薬剤はチアゾリウム塩である。その方法は標的タンパク質をその組成物と接触させることを含む。食品腐敗及び動物タンパク質老化が処理し得るので、本発明の工業上及び治療上の両方の適用が考えられる。また、非酵素架橋の反転の検出のための新規なイムノアッセイが開示される。
請求項(抜粋):
有効量の、構造式: の化合物からなる群から選ばれた化合物及びこれらの混合物と、その担体を含むことを特徴とする標的タンパク質の進行性グリコシル化を抑制し、前に形成された進行性グリコシル化架橋を反転するための組成物。 (式中、R1及びR2は水素、ヒドロキシ(低級)アルキル、アセトキシ(低級)アルキル、低級アルキル、低級アルケニルからなる群から独立に選ばれ、またはR1及びR2はそれらの環炭素と一緒になって、必要により1個以上のアミノ基、ハロ基またはアルキレンジオキシ基により置換されていてもよい芳香族縮合環であってもよく、 Zは水素またはアミノ基であり、 Yはアミノ、式 (式中、Rは低級アルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、アミノ基またはアリール基であり、前記アリール基は必要により1個以上の低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロ基、ジアルキルアミノ基、ヒドロキシ基、ニトロ基またはアルキレンジオキシ基により置換されていてもよい) の基、 式 -CH2R’ (式中、R’は水素、または低級アルキル基、低級アルキニル基、もしくはアリール基である) の基、または 式 (式中、R”は水素であり、かつR"'は必要によりアリール基により置換されていてもよい低級アルキル基、またはアリール基であり、前記アリール基は必要により1個以上の低級アルキル基、ハロ基、またはアルコキシルカルボニル基により置換されていてもよく、またはR”及びR"'は両方とも低級アルキル基である)の基であり、 Xはハロゲン化物イオン、トシレートイオン、メタンスルホン酸イオンまたはメシチレンスルホン酸イオンである)
IPC (9件):
C07D277/22 ,  A61K 31/425 ABL ,  A61K 31/425 ACV ,  A61K 31/425 ADP ,  C07D277/24 ,  C07D277/40 ,  C07D277/64 ,  G01N 33/15 ,  G01N 33/53
FI (9件):
C07D277/22 ,  A61K 31/425 ABL ,  A61K 31/425 ACV ,  A61K 31/425 ADP ,  C07D277/24 ,  C07D277/40 ,  C07D277/64 ,  G01N 33/15 Z ,  G01N 33/53 D
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ハロゲン化銀写真感光材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-134345   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 免疫抑制剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-022960   出願人:富士写真フイルム株式会社
審査官引用 (9件)
  • 特開昭49-054367
  • 特開昭49-054367
  • ハロゲン化銀写真感光材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-134345   出願人:富士写真フイルム株式会社
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引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
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