特許
J-GLOBAL ID:200903011858619286 パワーステアリング装置におけるハンドル角補正装置及び車両
発明者: 出願人/特許権者: 代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280990
公開番号(公開出願番号):特開平10-119802
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 ハンドルの中立位置での位置精度をさほど損なわせることなく、ハンドルを一方のエンドから他方のエンドまで切るときの操作量を少なくする。【解決手段】 マップM1は、タイヤ切れ角の検出値tからハンドル位置補正のための目標ハンドル角θgを求めるためのものであり、実際のハンドル角θと目標ハンドル角θgとのずれ量が許容値を越えると、ハンドル操作を空転させる。ハンドルを中立位置から離れる方向に回転操作するときには制御目標ラインL1が、ハンドルを中立位置に戻すときには制御理想ラインLo (オービットロール効率 100%の理論線)が使用される。制御目標ラインL1は、タイヤ切れ角が所定角度未満の領域(右操舵ではt<R1)ではラインLo に等しく設定され、所定角度以上の領域(t≧R1)では、ハンドル操作量に対するステアリンスシリンダの駆動量の比がラインLo におけるその比よりも大きくなるように設定されている。
請求項(抜粋):
ハンドルの操作に応じて操舵輪を操向させるための駆動手段と、前記ハンドルの実位置を検出するハンドル角検出手段と、前記操舵輪の切れ角を検出する舵角検出手段と、前記ハンドルの実位置を位置補正するうえでの目標位置となる制御目標値を前記切れ角から求めるための制御目標値演算手段と、前記ハンドルの操作量に対する前記駆動手段の駆動量の割合を減少させる補正手段と、前記ハンドルの実位置と前記目標位置とのずれ量が少なくとも許容範囲内に収まるように前記補正手段を駆動制御する制御手段とを備えており、前記制御目標値演算手段により求められる前記制御目標値は、前記切れ角が所定角度以上の領域で前記ハンドルの位置補正が相対的にかかり難くなるように設定されているパワーステアリング装置におけるハンドル角補正装置。
IPC (3件):
B62D 5/09
, B62D 6/00
, G01B 21/22
FI (3件):
B62D 5/09 Z
, B62D 6/00
, G01B 21/22
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