特許
J-GLOBAL ID:200903012045064003

障害監視システムと方法、およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-117234
公開番号(公開出願番号):特開2007-293393
出願日: 2006年04月20日
公開日(公表日): 2007年11月08日
要約:
【課題】ネットワークに過度の負荷を与えることなしに、監視対象計算機システム中における障害発生時の原因推定に加えて障害発生の予知を行うことを可能にする。【解決手段】情報収集装置101のデータ編集手段112は、ログ情報から得た計算機の構成または状態の変更を時系列データとして編集すると共に、同一の事象内容データを略式データに置き換える。状態監視・解析サーバ102のログ解析手段124は、ログの発生状況を時間軸で解析して解析情報341を得る。障害原因推定手段125は、障害発生に対し、過去の類似障害との比較、確信度の算出により得られる障害原因の推定結果を当該障害発生を示す障害情報331の一部とする。障害発生予知手段126は、与えられた期間の解析情報に対し、過去の類似する解析情報に対応する障害情報を用いて、障害の発生可能性の確信度を算出し、算出結果に応じた予知結果を予知情報351とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ネットワークを介して接続された複数の監視対象計算機からなる監視対象計算機システム中における障害の発生を監視する障害監視システムにおいて、 前記監視対象計算機で保存している当該計算機のログ情報を収集し、編集して保存する情報収集装置と、 前記情報収集装置で保存されたログ情報を解析して解析情報を取得すると共に、ログ情報および解析情報に基づいて障害発生時の原因推定および障害発生の予知を行う状態監視・解析サーバを備え、 前記情報収集装置は、 前記監視対象計算機から当該計算機のログ情報を受信すると共に、前記状態監視・解析サーバとの間でログ情報を含むデータの通信を行うデータ通信手段と、 受信したログ情報に含まれる前記監視対象計算機の構成情報または状態情報を過去の対応する各情報とそれぞれ比較して、構成または状態の変更がある場合に、当該変更を事象の発生として取り扱い、時刻を付加して時系列データとして編集すると共に、受信したログ情報に同一の事象内容データが含まれる場合に、当該事象内容データを表現する略式データに置き換えて編集するデータ編集手段と、 編集したログ情報を保存するログ保存手段を有し、 前記状態監視・解析サーバは、 前記情報収集装置との間でログ情報を含むデータの通信を行うデータ通信手段と、 受信したログ情報および当該サーバ内で取得した各種のデータを保存するデータ保存手段と、 受信したログ情報に前記略式データが含まれる場合には、当該略式データを元の前記事象内容データに復元する編集を行い、当該ログ情報のうち、障害の発生を示す情報を障害情報としてデータ分類し、前記データ保存手段に保存するデータ分類手段と、 受信したログ情報を用いてログの発生状況を時間軸で解析して解析情報を取得し、取得した解析情報を前記データ保存手段に保存するログ解析手段と、 障害情報により示される障害の発生に対し、過去の類似障害発生時の障害情報から当該障害の原因の候補を検出して当該候補が原因である可能性の確信度を算出し、算出結果に応じて得られる障害原因の推定結果を当該障害の発生を示す障害情報の一部として前記データ保存手段に保存する障害原因推定手段と、 与えられた期間の解析情報に対して過去の解析情報が類似しているか否かを時間軸上のデータ比較により判定し、類似していると判定した場合に、当該過去の解析情報に対応する障害情報を用いて、当該障害情報により示される障害の発生可能性の確信度を算出し、算出結果に応じて得られる予知結果を予知情報として前記データ保存手段に保存する障害発生予知手段を有する ことを特徴とする障害監視システム。
IPC (2件):
G06F 11/30 ,  G06F 11/34
FI (2件):
G06F11/30 D ,  G06F11/34 H
Fターム (10件):
5B042GA12 ,  5B042GC10 ,  5B042JJ02 ,  5B042JJ06 ,  5B042JJ30 ,  5B042KK11 ,  5B042KK15 ,  5B042MA10 ,  5B042MA15 ,  5B042MC15
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (5件)
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