特許
J-GLOBAL ID:200903012262188039

モータリトラクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-029749
公開番号(公開出願番号):特開2006-103657
出願日: 2005年02月04日
公開日(公表日): 2006年04月20日
要約:
【課題】 クラッチの誤結合を防止できるモータリトラクタを得る。【解決手段】 本モータリトラクタのクラッチ本体部114では、スライダ144の押圧保持片145及びロックバー154の解除片168は、互いに噛合係合するようになっており、スライダ144がロックバー154から離間移動しようとした際には所定の抗力が生じる構成である。したがって、例えば、走行中の車両の激しい振動等により、スライダ114がロックバー154から離間移動しようとした場合でも、上記所定の抗力によって当該離間移動が阻止され、スライダ144の押圧保持片145とロックバー154の解除片168との係合状態が維持される。これにより、スライダ144によるロックバー154の保持が不要に解除されることが防止され、クラッチ本体部114の誤結合が防止される。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
乗員拘束用のウエビングが巻取り引出し可能に巻き回された巻取軸と、モータと、機械的に前記モータと前記巻取軸との間に介在し、前記モータの回転を前記巻取軸に伝達して前記巻取軸を回転させると共に、前記巻取軸側で生じた回転の伝達を遮断して当該回転が前記モータに伝達されることを防止するクラッチと、を備えたモータリトラクタにおいて、 前記クラッチは、 前記巻取軸に対して同軸的に設けられ、前記モータの回転が伝達されて回転する回転体と、 前記回転体に対して所定の範囲内で相対移動可能とされると共に、前記移動方向一方側へ向けて突出する押圧保持片を有するスライダと、 前記回転体に設けられ、常に前記巻取軸との係合方向へ付勢されると共に、前記スライダの前記押圧保持片側へ突出する解除片を有し、通常は前記解除片が前記押圧保持片に係合することで前記巻取軸との係合解除位置に保持され、前記回転体が軸線周り一方へ回転した際には前記スライダから離間移動して前記保持を解除され前記付勢力によって前記巻取軸に係合し前記回転体の前記軸線周り一方への回転を前記巻取軸に伝達すると共に、前記回転体が軸線周り他方へ回転した際には前記スライダに接近移動して前記解除片が前記押圧保持片に係合することで前記係合解除位置に移動されて保持されるロックバーと、 を備え、 かつ、前記スライダの前記押圧保持片及び前記ロックバーの前記解除片のうち少なくとも一方は、前記回転体の停止時における前記スライダの前記ロックバーからの離間移動に対して所定の抗力を生じさせる保持部を有する、 ことを特徴とするモータリトラクタ。
IPC (2件):
B60R 22/48 ,  B60R 22/34
FI (2件):
B60R22/48 B ,  B60R22/34
Fターム (2件):
3D018GA00 ,  3D018PA01
引用特許:
出願人引用 (7件)
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