特許
J-GLOBAL ID:200903012430326922

電動車両の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181305
公開番号(公開出願番号):特開平10-014008
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 動的液圧系と静的液圧系の二系統を確実に分離し、簡単な構成で、回生制動に対する液圧制動の追加及び切換を動的液圧出力手段の出力液圧に応じて円滑に行なう。【解決手段】 回生切換手段REとホイールシリンダWCとの間の主液圧路MFに、両者間を液圧的に分離して圧力を伝達する圧力伝達手段PTを接続し、これに副液圧路AFを介して動的液圧出力手段DPを接続する。圧力伝達手段PTと動的液圧出力手段DPとの間に制御切換弁手段SV1を介装し、モータ制御手段MCMによる回生制動を行なうときは副液圧路AFを遮断し、液圧制御手段BCMによる液圧制動を行なうときは副液圧路AFを連通する。
請求項(抜粋):
車両の車輪に連結する電動モータと、該電動モータを回転駆動し前記車輪に駆動力を付与すると共に、前記電動モータの回生制動により前記車輪に制動力を付与するモータ制御手段と、ブレーキ操作部材の操作に応じてリザーバのブレーキ液を昇圧して静的液圧を出力する静的液圧出力手段と、前記リザーバのブレーキ液を前記ブレーキ操作部材の操作とは無関係に昇圧してパワー液圧を出力する補助液圧源と、該補助液圧源の出力パワー液圧を前記ブレーキ操作部材の操作に応じて調圧し動的液圧を出力する動的液圧出力手段と、前記車輪に装着し制動力を付与するホイールシリンダと、該ホイールシリンダに対し前記静的液圧出力手段又は前記動的液圧出力手段の出力液圧を供給し前記車輪に対する制動力を付与する液圧制御手段と、前記静的液圧出力手段と前記ホイールシリンダを接続する主液圧路に介装し、前記モータ制御手段によって前記車輪に制動力を付与するときには前記静的液圧出力手段から前記ホイールシリンダへ供給する液圧を前記静的液圧出力手段の出力液圧より低くし、前記モータ制御手段によって前記車輪に制動力を付与しないときには前記静的液圧出力手段から前記ホイールシリンダへ供給する液圧を前記静的液圧出力手段の出力液圧に一致させる回生切換手段とを備えた電動車両の制動制御装置において、前記動的液圧出力手段に一端を接続する副液圧路と、該副液圧路の他端に接続すると共に、前記回生切換手段と前記ホイールシリンダとの間の前記主液圧路に接続し、前記動的液圧出力手段の出力液圧と前記ホイールシリンダ内の液圧を液圧的に分離し、前記動的液圧出力手段の出力液圧の変化に応じて前記ホイールシリンダ内の液圧が変化するように圧力を伝達する圧力伝達手段と、該圧力伝達手段と前記動的液圧出力手段を接続する前記副液圧路に介装し、前記モータ制御手段による回生制動を行なうときは前記副液圧路を遮断し、前記液圧制御手段による液圧制動を行なうときは前記副液圧路を連通する制御切換弁手段とを備えたことを特徴とする電動車両の制動制御装置。
IPC (3件):
B60L 7/24 ,  B60L 7/14 ,  B60T 8/58
FI (3件):
B60L 7/24 D ,  B60L 7/14 ,  B60T 8/58 Z
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る