特許
J-GLOBAL ID:200903012459918853

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-318793
公開番号(公開出願番号):特開2004-003419
出願日: 2002年10月31日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】駆動軸に対する従動軸の位相変化を常時、高精度に制御できると共に、耐久性に優れるバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】電磁部74が作用軸72の外周に磁界を発生し回転方向とは逆向きの第一トルクを作用軸72に付与するとき、作用軸72及び偏心軸18が回転部材12に対し遅角方向に相対回転することで、遊星歯車30が偏心軸18に対し進角方向に相対回転しつつ回転部材12に対し出力軸22及び従動軸4と共に進角方向に相対回転する。一方、電磁部74が作用軸72の外周に磁界を発生し回転方向の第二トルクを作用軸72に付与するとき、作用軸72及び偏心軸18が回転部材12に対し進角方向に相対回転することで、遊星歯車30が偏心軸18に対し遅角方向に相対回転しつつ回転部材12に対し出力軸22及び従動軸4と共に遅角方向に相対回転する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
吸気弁及び排気弁の少なくとも一方を開閉駆動する従動軸に内燃機関の駆動軸の駆動トルクを伝達する伝達系に設けられ、前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、 前記従動軸の軸線である従動軸線と同心上に内歯車を有し、前記駆動軸の駆動トルクにより前記従動軸線周りに回転する回転部材と、 前記従動軸線に対して偏心し、前記回転部材の回転に伴い前記従動軸線周りに回転する偏心軸と、 前記偏心軸の外周壁にその偏心軸の軸線である偏心軸線周りに相対回動可能に支持され、前記内歯車に噛み合うことで前記回転部材の回転に伴い前記従動軸線周りに回転する遊星歯車と、 前記従動軸に連結され、前記遊星歯車に係合することで前記遊星歯車の回転に伴い前記従動軸と一体に前記従動軸線周りに回転する出力軸と、 前記偏心軸に連結され、前記偏心軸と一体に前記従動軸線周りに回転する作用軸と、 前記内燃機関に変位不能に固定され、通電により前記作用軸の外周に磁界を発生することで回転方向とは逆向きの第一トルクと回転方向の第二トルクとを前記作用軸に付与可能な電磁部と、 を備え、 回転する前記作用軸に前記電磁部が前記第一トルクを付与するとき、前記作用軸及び前記偏心軸が前記回転部材に対して遅角方向に相対回転することで、前記遊星歯車が前記偏心軸に対して進角方向に相対回転しつつ前記回転部材に対して前記出力軸及び前記従動軸と共に進角方向に相対回転し、 回転する前記作用軸に前記電磁部が前記第二トルクを付与するとき、前記作用軸及び前記偏心軸が前記回転部材に対して進角方向に相対回転することで、前記遊星歯車が前記偏心軸に対して遅角方向に相対回転しつつ前記回転部材に対して前記出力軸及び前記従動軸と共に遅角方向に相対回転することを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (2件):
F01L1/34 ,  F01L1/46
FI (2件):
F01L1/34 Z ,  F01L1/46 B
Fターム (17件):
3G016AA19 ,  3G016DA01 ,  3G016DA25 ,  3G016DA27 ,  3G016GA06 ,  3G018BA09 ,  3G018BA32 ,  3G018CA07 ,  3G018CA16 ,  3G018DA21 ,  3G018DA66 ,  3G018DA83 ,  3G018DA85 ,  3G018EA20 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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