特許
J-GLOBAL ID:200903008064083895

内燃機関のバルブタイミング変更装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-187427
公開番号(公開出願番号):特開2002-004816
出願日: 2000年06月22日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【課題】 係止ピンと係止孔の安定した係止状態が得られ、かつ製作も容易な内燃機関のバルブタイミング変更装置を提供する。【解決手段】 ハウジング部材4とベーン部材15の相対回動を規制する回動規制手段34を有する内燃機関のバブルタイミング変更装置において、前記係止ピン37の先端部37cを順次先端側へ小径となるテーパ状に形成すると共に、前記係止孔38を直筒状または前記先端部37cのテーパより角度の小さいテーパ状としたもので、係止ピン37の先端部37cのテーパ角度が一定であれば、係止孔38のテーパ角度にバラツキがあっても、予め係止孔38のテーパ角度を係止ピン37のテーパ角度より小さくしておくことにより、常に一定位置で係止ピン37が係止孔38に係合されるため、加工精度を管理するのは何れか一方のみでよく、これによって製作が容易になると共に、品質のバラツキを少なくすることができるため、係止ピン37と係止孔38の係止状態も安定する。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して回転される回転伝達部材と、吸気弁または排気弁を駆動するカムシャフトとの間に設けられ、回転伝達部材に対してカムシャフトを相対回動させて吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変更可能な内燃機関のバルブタイミング変更装置であって、前記回転伝達部材とカムシャフトとの何れか一方と共に回転するハウジング部材と、このハウジング部材内に相対回動自在に収容されて、回転伝達部材とカムシャフトとの何れか他方と共に回転するベーン部材と、このベーン部材の放射方向に突出して設けられ、ハウジング部材内に設けられた少なくとも1つの作動油室内を進角室と遅角室に区画するベーンと、このベーンの先端またはハウジング部材の一方に設けられて、進角室及び遅角室間をシールするシール部材と、前記進角室及び遅角室に作動油を供給及び排出可能な油圧吸排手段と、前記ベーン部材または前記ハウジング部材の一方に設けられ、前記進角室と遅角室の少なくとも一方の圧力が所定以下では他方側に付勢され、前記圧力が所定以上では一方側へ移動可能な係止ピンと、前記ベーン部材またはハウジング部材の他方に設けられ、前記係止ピンが挿入可能な係止孔とを備えた内燃機関のバブルタイミング変更装置において、前記係止ピンの先端部を順次先端側へ小径となるテーパ状に形成すると共に、前記係止孔を直筒状または前記先端部のテーパより角度の小さいテーパ状に形成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング変更装置。
Fターム (12件):
3G018AB12 ,  3G018BA09 ,  3G018BA10 ,  3G018BA33 ,  3G018CA19 ,  3G018DA51 ,  3G018DA72 ,  3G018DA73 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA02 ,  3G018GA17
引用特許:
審査官引用 (8件)
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