特許
J-GLOBAL ID:200903012902563990

耐時効性と焼き付け硬化性に優れた缶用鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-001084
公開番号(公開出願番号):特開平11-199991
出願日: 1998年01月06日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【目的】 焼き付け硬化性が大きく、高温での時効劣化を生じない缶用鋼板を提供する。【構成】 C:0.08wt%以下、 Si:0.10wt%以下、Mn:1.5 wt%以下、 P:0.20wt%以下、S:0.020 wt%以下、Al:0.030 〜0.150 wt%、N:0.0030wt%以下を含有する鋼片を、仕上げ圧延温度 800〜950 °Cで熱間圧延し、600 °C以上で巻き取り、圧下率80%以上で冷間圧延したのち、水素3%以上と残部は実質的に窒素とからなるガス組成で、露点が-20°C以上である雰囲気中で、再結晶温度以上の均熱温度に、10秒〜40秒未満の間保持する連続焼鈍で、脱炭量5ppm 以上となる脱炭処理を行い、次いで、圧下率1〜15%の2次冷間圧延を行うことによって、250 °Cで60秒間の時効処理したときの降伏伸びが3.0 %以下である耐時効性と、2%予歪み付与後、210 °Cで20分間の加熱処理したときの硬化量が40 MPa以上である焼付硬化性を付与した鋼板とする。
請求項(抜粋):
C:0.08wt%以下、Si:0.10wt%以下、Mn:1.5 wt%以下、P:0.20wt%以下、S:0.020 wt%以下、Al:0.030 〜0.150 wt%、N:0.0030wt%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、250 °Cで60秒間の時効処理をしたときの降伏伸びが3.0 %以下、2%予歪み付与後、210 °Cで20分間の加熱処理をしたときの焼付硬化量が40 MPa以上であることを特徴とする、耐時効性と焼き付け硬化性に優れた缶用鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/06 ,  C21D 9/48 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/54
FI (5件):
C22C 38/06 ,  C21D 9/48 M ,  C21D 9/48 H ,  C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/54
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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