特許
J-GLOBAL ID:200903014314464334
回転機械の状態量測定装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小山 武男
, 大田 隆史
, 小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-345849
公開番号(公開出願番号):特開2008-064731
出願日: 2006年12月22日
公開日(公表日): 2008年03月21日
要約:
【課題】外輪1に対するハブ2の、x軸方向の変位xと、y軸方向の変位yと、z軸方向の変位zと、x軸周りの傾きφx と、z軸周りの傾きφz とを、上記ハブ2に支持固定した、1つの円筒状のエンコーダ4を使用して求められる構造を実現する。【解決手段】上記エンコーダ4の外周面の内半部と外半部とを、特性境界の傾斜方向が互いに異なる、第一、第二の特性変化部9、10とする。これら両特性変化部9、10の円周方向3個所にそれぞれ、1対のセンサ6a1 (6b1 、6c1 )、6a2 (6b2 、6c2 )の検出部を対向させる。そして、図示しない演算器に、これら各センサ6a1 、6a2 、6b1 、6b2 、6c1 、6c2 の出力信号同士の間に存在する位相差に基づいて、上記変位x、y、z及び傾きφx 、φz を算出する機能を持たせる。これにより、上記課題を解決する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
回転機械と、状態量測定装置とを備え、
このうちの回転機械は、使用状態でも回転しない静止部材と、この静止部材に対して回転自在に支持された回転部材とを備えたものであり、
上記状態量測定装置は、上記回転部材又はこの回転部材と共に回転及び変位する別部材の一部に、この回転部材又はこの別部材と同心に設けられたエンコーダと、回転しない部分に支持固定されたセンサ装置と、演算器とを備えたものであり、
このうちのエンコーダは、周面に被検出面を備えると共に、この被検出面のうち互いに軸方向に外れた2個所位置に第一、第二の特性変化部を備えたもので、これら両特性変化部の特性が円周方向に関して交互に且つ互いに同じピッチで変化すると共に、上記第一、第二の両特性変化部のうちの少なくとも一方の特性変化部の特性変化の位相が軸方向に関し、他方の特性変化部と異なる状態で漸次変化しており、
上記センサ装置は、その検出部を対向させた部分の特性変化に対応して出力信号を変化させるセンサを、3個以上備えたもので、このうちの1個のセンサの検出部を上記第一の特性変化部に、別の1個のセンサの検出部を上記第二の特性変化部に、残りのセンサの検出部を、上記第一、第二の両特性変化部のうち他のセンサの検出部を対向させる部分と重ならない部分に、それぞれ対向させており、
上記演算器は、上記各センサの出力信号同士の間に存在する位相差のうち少なくとも2つの位相差に基づいて、上記静止部材に対する上記エンコーダの、2以上の方向の変位又は傾きを、それぞれ算出する機能を有するものである、
回転機械の状態量測定装置。
IPC (3件):
G01L 5/00
, F16C 41/00
, F16C 19/18
FI (3件):
G01L5/00 K
, F16C41/00
, F16C19/18
Fターム (21件):
2F051AA01
, 2F051AB05
, 2F051BA07
, 2F051DA03
, 2F051DB02
, 3J101AA02
, 3J101AA32
, 3J101AA43
, 3J101AA54
, 3J101AA62
, 3J101AA72
, 3J101FA21
, 3J101GA03
, 3J701AA02
, 3J701AA32
, 3J701AA43
, 3J701AA54
, 3J701AA62
, 3J701AA72
, 3J701FA21
, 3J701GA03
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示
前のページに戻る