特許
J-GLOBAL ID:200903014591817511
エアバッグドアの開放構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-156514
公開番号(公開出願番号):特開2003-341458
出願日: 2002年05月29日
公開日(公表日): 2003年12月03日
要約:
【要約】【課題】 エアバッグドアが車両内装部材の外面に衝突する際の衝撃を緩和させ得るようにする。【解決手段】 エアバッグドア14の裏側に固定されるドア補強板22の端縁部と、エアバッグ装置50に連結される固定ブラケット24の内壁部とが、半円弧状の寸法余裕状態で端部接合される所要長の可変支持部26で連結される。固定ブラケット24の内壁部と寸法余裕状態にある可変支持部26との間に画成される間隙32に、該固定支持部24および可変支持部26の挟圧力により圧縮変形し得る変形体40を存在させる。エアバッグ52の押圧力を受けたドア補強板22およびエアバッグドア14が開放するに際し、固定ブラケット24および可変支持部26によって変形体40を挟圧することで、全面開放しようとするドア補強板22およびエアバッグドア14の減勢を図る。
請求項(抜粋):
車両内装部材(10)の所要位置に設けたエアバッグドア(14)の裏側に固定されるドア補強部(22)と、該車両内装部材(10)の内側に設けたエアバッグ装置に連結される固定支持部(24)と、前記ドア補強部(22)の端縁部および固定支持部(24)の内壁部に寸法余裕状態で端部接合される所要長の可変支持部(26)とからなり、前記エアバッグ装置の作動時にエアバッグ(52)の押圧力を受けた前記ドア補強部(22)およびエアバッグドア(14)を、前記固定支持部(24)の内壁部側へ近接的に変位する前記可変支持部(26)により支持しつつ全面的に開放させるようにしたエアバッグドアの開放構造において、前記固定支持部(24)の内壁部と前記寸法余裕状態にある可変支持部(26)との間に画成される間隙(32)に、該固定支持部(24)および可変支持部(26)の挟圧力により圧縮変形し得る変形体(40)を存在させ、前記エアバッグ(52)の押圧力に基づく前記ドア補強部(22)およびエアバッグドア(14)を開放させるエネルギーを、前記固定支持部(24)および可変支持部(26)による前記変形体(40)の圧縮変形で部分的に吸収させ、これにより全面開放しようとする該ドア補強部(22)およびエアバッグドア(14)の減勢を図って、該エアバッグドア(14)が前記車両内装部材(10)の外面に衝突する際の衝撃を緩和し得るよう構成したことを特徴とするエアバッグドアの開放構造。
Fターム (7件):
3D054AA03
, 3D054AA07
, 3D054AA14
, 3D054BB09
, 3D054FF04
, 3D054FF10
, 3D054FF16
引用特許: