特許
J-GLOBAL ID:200903014636704934

沸騰水型原子炉用燃料集合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正年 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-207589
公開番号(公開出願番号):特開2002-357686
出願日: 2001年07月09日
公開日(公表日): 2002年12月13日
要約:
【要約】【課題】 適切な運転余裕と安全余裕を確保でき、しかも、スペクトルシフト運転が行いやすく、そのため省ウランを達成でき経済性の高い燃料集合体を得る。【解決手段】 燃料集合体を上下端を除いた発熱有効長のおよそ30%を占める上部側に位置する上部側領域Uと下部側に位置する下部側領域Lとに区分し、下部側領域L内で上部に位置する下部側上領域L1と下部に位置する下部側下領域L2とに区分した時、可燃性毒物含有燃料棒2は上下端を除く有効長領域に可燃性毒物を含むと共に集合体中で最高濃度の可燃性毒物を下部側下領域L2にのみ含む第1の可燃性毒物含有燃料棒2aと集合体中で最低濃度の可燃性毒物を下部領域側上領域L1に含まず尚且つ下部側下領域L2に含む第2の可燃性毒物含有燃料棒2bとからなり、更に第2の可燃性毒物含有燃料棒2bに含まれる可燃性毒物を除外して平均した可燃性毒物濃度が上部側領域U下部側上領域L1下部側下領域L2の順に大きく、下部側領域Lの核分裂性物質の平均濃縮度が上部側領域Uよりも大きいもの。
請求項(抜粋):
最高濃縮度を4.9乃至5.0wt%の範囲とした核燃料物質ペレットを被覆管内に充填した燃料棒群が9行9列以上の正方格子配列に規則正しく配置され、尚且つ、前記燃料棒複数本相当の領域を占める太径水ロッドを備え、前記燃料棒群は可燃性毒物非含有燃料棒1と可燃性毒物含有燃料棒2とからなる核分裂性物質平均濃縮度が4wt%以上の沸騰水型原子炉用燃料集合体において、前記燃料集合体を、上下端を除いた発熱有効長のおよそ30%を占める上部側に位置する上部側領域Uと下部側に位置する下部側領域Lとに区分し、更に、前記下部側領域L内で上部に位置する下部側上領域L1と下部側に位置する下部側下領域L2とに区分した時、前記可燃性毒物含有燃料棒2は、上下端を除く有効長領域に可燃性毒物を含むと共に前記集合体中で最高濃度の可燃性毒物を下部側下領域L2にのみ含む第1の可燃性毒物含有燃料棒2aと、前記集合体中で最低濃度の可燃性毒物を下部領域側上領域L1に含まず尚且つ下部側下領域L2に含む第2の可燃性毒物含有燃料棒2bとを含み、更に、前記第2の可燃性毒物含有燃料棒2bに含まれる可燃性毒物を除外して平均した可燃性毒物濃度が、上部側領域U、下部側上領域L1、下部側下領域L2の順に大きく、尚且つ、下部側領域Lの核分裂性物質の平均濃縮度が上部側領域Uよりも大きくなるよう構成されていることを特徴とする沸騰水型原子炉用燃料集合体。
IPC (3件):
G21C 3/328 GDB ,  G21C 3/328 ,  G21C 3/30 GDQ
FI (3件):
G21C 3/30 GDB X ,  G21C 3/30 GDQ ,  G21C 3/30 D
引用特許:
審査官引用 (7件)
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