特許
J-GLOBAL ID:200903014702417887

シリコンウェーハの製造方法及びその方法により製造されたシリコンウェーハ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-323544
公開番号(公開出願番号):特開2002-128593
出願日: 2000年10月24日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】 シリコン単結晶棒への窒素ドープにてボイド状欠陥のサイズを小さくし、シリコンウェーハの水素アニール処理にてボイド状欠陥を消滅させる。【解決手段】 先ず窒素をドープしたシリコン単結晶棒14の引上げ速度をV(mm/分)とし、シリコン単結晶棒14及びシリコン融液13の固液界面からこの界面の上方10mmまでにおけるシリコン単結晶棒14内の引上げ方向の温度勾配の平均値をG(°C/mm)とするとき、V/Gが0.290〜0.340mm2/分・°Cとなるような引上げ速度V(mm/分)で引上げる。次にシリコン単結晶棒14を引上げに伴い冷却する。このときシリコン単結晶棒14を1130°Cから1050°Cまで冷却する時間は10〜30分間である。更にシリコン単結晶棒14をスライスしてシリコンウェーハを作製した後にシリコーンウェーハを水素アニール処理する。
請求項(抜粋):
窒素をドープしたシリコン単結晶棒(14)の引上げ速度をV(mm/分)とし、前記シリコン単結晶棒(14)及びシリコン融液(13)の固液界面からこの界面の上方10mmまでにおける前記シリコン単結晶棒(14)内の引上げ方向の温度勾配の平均値をG(°C/mm)とするとき、V/Gが0.290〜0.340mm2/分・°Cとなるような引上げ速度V(mm/分)で引上げる工程と、前記シリコン単結晶棒(14)を引上げに伴い冷却する工程と、前記シリコン単結晶棒(14)をスライスしてシリコンウェーハを作製した後に前記シリコンウェーハを水素アニール処理する工程とを含み、前記シリコン単結晶棒(14)を1130°Cから1050°Cまで冷却する時間が10〜30分間であることを特徴とするシリコンウェーハの製造方法。
IPC (3件):
C30B 29/06 502 ,  H01L 21/208 ,  H01L 21/324
FI (3件):
C30B 29/06 502 H ,  H01L 21/208 P ,  H01L 21/324 X
Fターム (20件):
4G077AA02 ,  4G077AB01 ,  4G077BA04 ,  4G077CF10 ,  4G077EA01 ,  4G077EH09 ,  4G077FE05 ,  4G077FG11 ,  4G077GA01 ,  4G077HA12 ,  4G077PF17 ,  5F053AA12 ,  5F053DD01 ,  5F053FF04 ,  5F053GG01 ,  5F053HH04 ,  5F053KK10 ,  5F053PP03 ,  5F053PP05 ,  5F053RR03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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