特許
J-GLOBAL ID:200903015474650173
ポリマーフィルムの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小林 和憲
, 飯嶋 茂
, 小林 英了
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-070815
公開番号(公開出願番号):特開2007-283763
出願日: 2007年03月19日
公開日(公表日): 2007年11月01日
要約:
【課題】生産性を向上させて平面性に優れるポリマーフィルムを製造する。【解決手段】有機溶媒とセルロースアシレートとを含む原料ドープに添加剤を入れて、基層用ドープ、支持体面層用ドープ、エア面層用ドープを調製する。このうち少なくとも2種類以上は粘度に差異を持たせる。走行する流延バンド85上に流延ダイ89から各ドープを共に流延し、基層120a、外気に面するエア面層121a、支持体面層122aからなる3層の流延膜70を形成する。基層120aの膜厚t1、支持体面層122aの膜厚t2、エア面層121aの膜厚t3をt2≦t3≦t1とする。流延バンド85から剥ぎ取った流延膜70の両側端部を把持手段で把持し、幅方向に延伸しながら乾燥させる。エア面層のレベリング効果を向上させ、かつ流延膜を効果的に乾燥することで、生産性を向上させて平面性に優れるフィルムを製造する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
走行する支持体上に、ポリマー及び有機溶媒を含む原料ドープに添加剤を入れた混合物であり、
基層を形成させるための基層用ドープと、前記基層の表面のうち前記支持体側に接した支持体面層を形成させるための支持体面層用ドープと、前記基層の表面のうち前記支持体面層とは反対側に存在し、外気に面したエア面層を形成させるためのエア面層用ドープと、を共に流延して複層構造の流延膜を形成する流延膜形成工程と、
前記流延膜を前記支持体より剥ぎ取って溶媒を含んだ湿潤フィルムとする剥取工程と、
把持手段により前記湿潤フィルムの両側端部を把持した後、前記把持手段の移動にしたがい前記湿潤フィルムを搬送する間に、前記把持手段の幅を変更して前記湿潤フィルムを幅方向に延伸させ、かつ乾燥手段により乾燥する把持乾燥工程と、
を有し、
前記基層用ドープ、前記支持体面層用ドープ、前記エア面層用ドープ、のうち少なくとも2種類以上は異なる粘度とし、
前記流延膜を構成する前記基層の厚みt1(μm)と、前記支持体面層の厚みt2(μm)と、前記エア面層の厚みt3(μm)との関係を、t2≦t3≦t1とすることを特徴とするポリマーフィルムの製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (21件):
4F205AA01
, 4F205AA01D
, 4F205AB11
, 4F205AC05
, 4F205AG01
, 4F205AG03
, 4F205AH73
, 4F205AM32
, 4F205AR08
, 4F205AR12
, 4F205AR17
, 4F205GA07
, 4F205GB02
, 4F205GB26
, 4F205GC07
, 4F205GE02
, 4F205GE16
, 4F205GE24
, 4F205GF24
, 4F205GN22
, 4F205GN29
引用特許: