特許
J-GLOBAL ID:200903015661134057

クロック再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松村 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-017771
公開番号(公開出願番号):特開平9-214477
出願日: 1996年02月02日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 SRTS法と適応クロック法を組み合わせたクロック再生方式でSRTS法から適応クロック法へ切り換えたとき、発生するジッタを低減する。【解決手段】 SRTS法制御電圧生成部2の同期タイムスタンプ残差情報による第1の制御電圧の出力でSRTS法のクロック再生をする。第2のセレクタ21は中間電圧生成部20の第1の制御電圧に近い出力を選択し、フィルタ3で平滑化して出力する。バッファ1の情報量が上限値13以上となり、第2の制御電圧を用いる適応クロック法へ切り換えたとき、第2のセレクタ21はバッファ1からの使用量信号12を選択しフィルタ3に出力する。フィルタ3の出力は中間電圧生成部20の出力から使用量信号12の値に変化するので、第1の制御電圧と第2の制御電圧の電圧差が小さくなる。切り換えた際に生じる電圧変動が小さくなり、電圧制御発振器6の出力するクロックに生じるジッタの量が低減できる。
請求項(抜粋):
受信したセルに格納されている情報を格納し該情報の量が予め設定された閾値以上であることを示す使用量信号を出力する格納手段と、送信側クロックの周波数情報を表す同期タイムスタンプ残差情報を用いるSRTS法により、クロックの再生を行うための第1の制御電圧を生成するSRTS法制御電圧生成手段と、入力信号を平滑化して適応クロック法によりクロックの再生を行うための第2の制御電圧を生成するフィルタ手段と、前記第1の制御電圧と前記第2の制御電圧のどちらかを選択する第1の選択手段と、前記第1の制御電圧に近い電圧を出力する中間電圧生成手段と、該中間電圧生成手段の出力と前記格納手段の出力する前記使用量信号のどちらかを選択して前記フィルタ手段に入力する第2の選択手段と、前記第1の選択手段と前記第2の選択手段にSRTS法と適応クロック法のクロック再生法を切り換えるための選択信号を出力するクロック再生法切換手段と、前記第1の選択手段が選択した制御電圧に応じて出力するクロックの周波数を変化させる電圧制御発振手段とを備え、前記第1の選択手段において前記第1の制御電圧を選択している間、前記第2の選択手段では前記中間電圧生成手段の出力を選択して前記フィルタ手段に入力し、前記第1の選択手段により前記第2の制御電圧が選択されるとき前記第2の選択手段は前記使用量信号を選択して、前記第2の制御電圧が変化しても、該第2の制御電圧は前記中間電圧生成手段の出力値から変化するため、前記第1の制御電圧から前記第2の制御電圧へ切り換えた際に生じる電圧変動が小さくなり、前記電圧制御発振手段から出力されるクロックに生じるジッタの量を低減することを特徴とするクロック再生装置。
IPC (2件):
H04L 7/027 ,  H04L 12/28
FI (2件):
H04L 7/02 A ,  H04L 11/20 D
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • クロック再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-177772   出願人:松下電器産業株式会社
  • 適応クロック回復方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-110193   出願人:エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション
  • SRTS制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-178915   出願人:日本電気株式会社, 日本電信電話株式会社
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