沸騰水型原子炉用燃料集合体

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (2件)：佐藤正年 , 佐藤年哉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-368598
公開番号（公開出願番号）：特開2005-134179
出願日： 2003年10月29日
公開日（公表日）： 2005年05月26日
要約：

【課題】部分長燃料棒を有する10×10燃料集合体において、炉心安定性余裕及び領域安定性余裕を確保した上でウラン重量を増加できる燃料集合体を得る。【解決手段】 UO2 ペレットを被覆管内に充填した燃料棒群は10×10燃料集合体の燃料有効長に等しい燃料有効長を持つ被覆管肉厚δ(mm)の標準燃料棒と、標準燃料棒よりも燃料有効長が短く標準燃料棒と同じ被覆管肉厚δの部分長燃料棒とに分けられ、各燃料棒の配列ピッチは 12.95mm以下、燃料集合体の平均ウラン濃縮度は 4.7wt%以下であるとき、次の(1)式と(2)式とを同時に満たすもの。・(-5.255δ+0.9353)(Aw/Ach)+(-3.450δ2+4.870δ+4.724)(Abot/Ach)+(0.09590δ+0.1639)(L/H)+(-0.8014δ2+1.242δ+1.433)(Atop/Abot)+(2.175δ2-3.225δ-2.208)<1.0...(l)・(-1.799δ+3.619)(Aw/Ach)+(1.442δ+6.277)(Abot/Ach)+(0.1142δ+0.3817)(L/H)+(0.6870δ+2.059)(Atop/Abot)+(-1.355δ-3.840)<1.0...(2)【選択図】なし

請求項（抜粋）：

核燃料物質として二酸化ウランペレットを被覆管内に充填した燃料棒群が10行10列の正方格子配列に配置され、前記正方格子配列内には前記燃料棒複数本相当の領域を占める水ロッドが配置されている沸騰水型原子炉用燃料集合体であって、前記燃料棒群は、前記燃料集合体の燃料有効長に等しい燃料有効長を持つ被覆管肉厚δ(mm)の標準燃料棒と、標準燃料棒よりも燃料有効長が短く標準燃料棒と同じく被覆管肉厚δ(mm)の部分長燃料棒とに分けられ、前記正方格子配列の各燃料棒の配列ピッチは 12.95mm以下であり、前記燃料集合体の平均ウラン濃縮度は 4.7wt%以下であるとき、次の (1)式と (2)式とを同時に満たすことを特徴とする沸騰水型原子炉用燃料集合体。・(-5.255δ+0.9353)(Aw/Ach)+(-3.450δ2+4.870δ+4.724)(Abot/Ach)+(0.09590δ+0.1639)(L/H)+(-0.8014δ2+1.242δ+1.433)(Atop/Abot)+(2.175δ2-3.225δ-2.208)<1.0 ... (l)式・(-1.799δ+3.619)(Aw/Ach)+(1.442δ+6.277)(Abot/Ach)+(0.1142δ+0.3817)(L/H)+(0.6870δ+2.059)(Atop/Abot)+(-1.355δ-3.840)<1.0 ... (2)式ここで、 Aw :燃料集合体内の水ロッドの横断面積の総和(mm2)、 Ach :燃料集合体内の横断面積(mm2)、 Abot :燃料集合体内の標準燃料棒及び部分長燃料棒の横断面積の総和(mm2)、 Atop :燃料集合体内の標準燃料棒の横断面積の総和(mm2)、 H :燃料集合体内の標準燃料棒の燃料有効長下端位置から燃料集合体内の上部タイプレート下端面位置までの高さ(mm)、 L :燃料集合体内の標準燃料棒の燃料有効長下端位置から部分長燃料棒上端までの高さ(mm)、 N :燃料集合体内の標準燃料棒の燃料有効長を24区間に等分割した際の部分長燃料棒の燃料有効長に相当する区間数、

IPC (2件)：

G21C3/328 , G21C3/326

FI (4件)：

G21C3/30 T , G21C3/30 W , G21C3/30 Y , G21C3/32 E

引用特許：

出願人引用 (8件)

沸騰水型原子炉用燃料集合体
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-360514 出願人：原子燃料工業株式会社
特開昭63-231292号公報、
特公平6-40138号公報、

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審査官引用 (4件)

沸騰水型原子炉用燃料集合体
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-360514 出願人：原子燃料工業株式会社
特開昭63-231292
燃料集合体
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-270818 出願人：株式会社日立製作所

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