特許
J-GLOBAL ID:200903016043858741

電話通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-135503
公開番号(公開出願番号):特開平10-327195
出願日: 1997年05月26日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 IPアドレスの不足に対処した電話通信方法を提供する。【解決手段】 電話端末11の発呼により、ゲートウエイ装置(GW)12はインターネット13のUDPチャネルを介してDNSサーバ16へアクセスし、相手先の局番をホスト名として相手先の電話端末15を収容するGW14のIPアドレスを問い合わせる。DNSサーバ16は、GW12へGW14のIPアドレスをUDPチャネルを介して返送する。GW12は、自装置の音声伝送用IPアドレスを選択し、GW14に対してインターネット13のTCPチャネルを介して呼接続要求を行う。GW14は着信先の電話が使用中か否かを確認し、使用中であればGW12に着信不可のメッセージを返送し、未使用であれば音声伝送用IPアドレスを選択し、選択したIPアドレスをGW12に応答メッセージで返送する。そして、電話端末11と電話端末15とが接続される。
請求項(抜粋):
第1及び第2のチャネルをもつ制御用回線及び音声用回線を有するインターネットのプロトコルに対応したインターネットプロトコルアドレスがそれぞれ割付けられ、該インターネットプロトコルアドレスに基づき該インターネットを介して相互に通信を行う複数のゲートウエイ装置、及び電話番号がそれぞれ割付けられ、前記ゲートウエイ装置を介して該電話番号に基づき相互に通信を行う複数の電話端末を、備えたネットワークシステムに用いられる電話通信方法において、前記インターネットを介して前記各ゲートウエイ装置に接続され、該インターネットに接続されている前記各ゲートウエイ装置の名前、該名前に対応するインターネットプロトコルアドレス、及び該各ゲートウエイ装置にそれぞれ割付けられた前記電話番号中の局番を管理する名前サーバを設けておき、前記各電話端末のうちの第1の電話端末から第2の電話端末に対する接続要求があった時、該第1の電話端末の発呼に基づき、前記各ゲートウエイ装置のうちの該第1の電話端末を収容している第1のゲートウエイ装置が前記制御用回線の第1のチャネルを介して前記名前サーバへアクセスし、前記各ゲートウエイ装置のうちの該第2の電話端末を収容している第2のゲートウエイ装置の局番に対応した名前を用いて該第2のゲートウエイ装置のインターネットプロトコルアドレスを問い合わせる相手先問い合わせ処理と、前記名前サーバが前記第2のゲートウエイ装置のインターネットプロトコルアドレスを前記第1のチャネルを介して前記第1のゲートウエイ装置へ応答する問い合わせ応答処理と、前記第1のゲートウエイ装置が自装置に接続されている前記音声用回線のインターネットプロトコルアドレスを選択し、且つ前記制御用回線の第2のチャネルを介して前記第2のゲートウエイ装置に対して呼接続要求を行う呼接続要求処理と、前記第2のゲートウエイ装置が前記第2の電話端末が使用中か否かを判定し、不使用であれば前記音声用回線のインターネットプロトコルアドレスを選択し、該選択したインターネットプロトコルアドレスを該第1のゲートウエイ装置に返送して前記第1の電話端末と前記第2の電話端末とを接続する接続応答処理と、前記第1のゲートウエイ装置が前記第1の電話端末から送出された音声信号を前記音声用回線を介して前記第2のゲートウエイ装置へ伝送し、該第2のゲートウエイ装置が該伝送された音声信号を前記第2の電話端末へ送出する通話処理とを、行うことを特徴とする電話通信方法。
IPC (3件):
H04L 12/66 ,  H04M 3/00 ,  H04M 3/42
FI (4件):
H04L 11/20 B ,  H04M 3/00 D ,  H04M 3/00 B ,  H04M 3/42 E
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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