特許
J-GLOBAL ID:200903016503771950
熱間圧延工場の加熱・圧延スケジュール作成装置、加熱・圧延スケジュール作成方法、コンピュータプログラム、及び読取可能な記憶媒体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-341692
公開番号(公開出願番号):特開2005-342787
出願日: 2004年11月26日
公開日(公表日): 2005年12月15日
要約:
【課題】 熱間圧延工場における最適なスケジュールに自動作成できるようにする。【解決手段】 単数または複数の加熱炉と圧延機により構成される熱間圧延工場のスラブ加熱順序及び圧延順序を決定する熱間圧延工場の加熱・圧延スケジュール作成装置であって、製鋼工場から熱間圧延工場にいたるスケジュール対象鋼材の物流状態及びスケジュール対象鋼材に関する情報を記憶し、これらの情報がネットワークを経由して自動的に更新されるスケジュール対象鋼材情報処理装置と、スケジュール対象鋼材情報処理装置から現時点のスケジュール対象鋼材の状況を入力し、将来の物流状態を予測するシミュレーション装置と、シミュレーション装置が予測する将来のスケジュール対象鋼材の熱延到着状態及び熱間圧延工場での操業進捗状況に応じスケジュール指示を算出する最適スケジュール算出装置とを具備する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
単数、または複数の加熱炉と圧延機により構成される圧延プロセスの鋼材加熱順序及び圧延順序を含む処理計画を作成するための熱間圧延工場の加熱・圧延スケジュール作成装置において、
前記処理プロセスの物流フロー及び物流制約を離散事象モデルで表した離散事象系シミュレータと、
前記離散事象系シミュレータにて対象とする事象が発生した際の物流状態の情報を基に、前記離散事象系シミュレータの初期状態をセットするスケジュール対象鋼材情報処理装置と、
前記処理計画の立案開始日時から予め設定された対象期間(計画作成期間)の間、前記処理プロセスの物流状態と物流制約とからなる数式モデルを保持する数式モデル保持装置と、
前記数式モデル保持装置により保持された数式モデルを評価するための評価関数を設定する評価関数設定装置と、
前記数式モデル保持装置により保持された数式モデルと、前記評価関数設定装置により設定された評価関数とを用いて最適化計算処理を行って前記離散事象系シミュレータに対する物流指示を算出する最適化計算装置とを有し、
前記数式モデル保持装置に保持されている数式モデルと、前記評価関数設定装置により設定された評価関数とを前記最適化計算装置に与えて、前記最適化計算装置による最適化計算処理を行うことにより、前記立案開始日時から所定の区切られた範囲で設定された対象期間(指示算出期間)分について物流指示を算出して、前記算出した最適物流指示を前記離散事象系シミュレータに与えて、予め選択された対象期間(シミュレーション期間)分だけシミュレーションを実行した結果を処理計画として確定し、前記確定した期間の直後の日時を新たな立案開始日時として設定して処理計画を立案するという処理を繰り返すことにより、スケジュール対象鋼材の熱延到着状態及び加熱炉における物流進捗状態に応じた最適なスケジュールを作成するようにしたことを特徴とする熱間圧延工場の加熱・圧延スケジュール作成装置。
IPC (3件):
B21B37/00
, G06F17/60
, G06F19/00
FI (3件):
B21B37/00 A
, G06F17/60 106
, G06F19/00 110
Fターム (4件):
4E024AA07
, 4E024AA08
, 4E024BB02
, 4E024GG05
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (12件)
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