特許
J-GLOBAL ID:200903016817266168

鉄道車両用振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-347911
公開番号(公開出願番号):特開平9-193794
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 乗り心地及び車体の制振を良好に両立させることができる鉄道車両用振動制御装置を提供する。【解決手段】 合成部B70は前、後側横速度V1 ,V2 を加算し車体44が横方向に推移するスエー状態を検出してスエー信号TS を出力する。減算処理部B75は前、後側横速度V1 ,V2 の減算を行い車体44が鉛直軸周りに回転運動するヨー状態を検出してヨー信号TY を出力する。スエー信号TW 、ヨー信号TY に基づいてスエー運動及びヨー運動を抑制するように前、後側のダンパ4f,4rの減衰係数が大きい値に調整されるので、スエー運動が低減されて車体の制振を図ることができる。スエー信号TW 、ヨー信号TY がスエー運動、ヨー運動を示していないときには前、後側のダンパ4f,4rの減衰係数を小さい値に設定することが可能であり乗り心地の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
鉄道車両の台車と該台車に水平方向に揺動可能に支持された車体との間における進行方向の前、後側に、進行方向に対して水平横方向の車体の運動を規制するようにそれぞれ介装された減衰係数調整可能の前、後側のダンパと、車体の前、後側の水平横方向速度を検出する前、後側の横速度検出手段と、前記車体の前、後側の水平横方向速度の和を求める和信号検出手段と、該和信号検出手段の検出結果に基づき、前記車体のスエー運動を抑制するように前記前、後側のダンパの減衰係数を調整するコントローラとを備えたことを特徴とする鉄道車両用振動制御装置。
IPC (2件):
B61F 5/24 ,  F16F 15/02
FI (2件):
B61F 5/24 C ,  F16F 15/02 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 車両用制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-070373   出願人:トキコ株式会社
  • 特開昭62-175255
  • 特開昭62-175255
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