特許
J-GLOBAL ID:200903017179007598

内燃機関の可変動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-171788
公開番号(公開出願番号):特開2001-003720
出願日: 1999年06月18日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 制御軸14を所定の回転位置に保持するために必要な保持トルクを効果的に低減する。【解決手段】 機関と連動して駆動軸11が回転すると、偏心カム12,リング状リンク13,ロッカアーム16,ロッド状リンク17を介して揺動カム18が揺動して、吸気弁19が開閉作動する。制御軸14を駆動部により回転駆動すると、ロッカアーム16の揺動中心となる制御軸14の中心C3の位置が変化して、吸気弁19のリフト特性が変化する。所定の運転状態で、揺動カム18が最も高リフト側へ揺動したときに、制御軸14の中心C3と駆動軸11の中心C1とを結ぶ第1の線L1と、制御軸14の中心C3と制御カム15の中心C4とを結ぶ第2の線と、のなす角度が、約90度とならないように設定する。
請求項(抜粋):
機関の回転に連動して回転する駆動軸と、この駆動軸の外周に相対回転可能に外嵌し、吸・排気弁を駆動する揺動カムと、上記駆動軸の外周に偏心して固定された偏心カムと、この偏心カムの外周に相対回転可能に外嵌するリング状リンクと、上記駆動軸と略平行に延びる制御軸と、この制御軸の外周に偏心して固定された制御カムと、この制御カムの外周に相対回転可能に外嵌し、一端で上記リング状リンクと連携されたロッカアームと、このロッカアームの他端と上記揺動カムとを連携するロッド状リンクと、上記制御軸を所定の回転範囲内で回動,保持する駆動部と、を有し、この制御軸が回転すると、上記ロッカアームの揺動中心位置が変化して、吸・排気弁のリフト特性が変化する内燃機関の可変動弁装置であって、所定の運転状態において、上記揺動カムが最も高リフト側へ揺動したときに、上記制御軸の中心と駆動軸の中心とを結ぶ第1の線と、上記制御軸の中心と制御カムの中心とを結ぶ第2の線と、のなす角度が、約90度とならないように設定したことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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