特許
J-GLOBAL ID:200903017780413528

転炉吹錬制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  白根 俊郎 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-216540
公開番号(公開出願番号):特開2004-059954
出願日: 2002年07月25日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【課題】吹錬終了時の溶鋼温度を終点目標温度に一致させる。【解決手段】新規のチャージの複数項目からなる吹錬条件を新規吹錬ベクトルと定義し、過去に実施された各チャージの吹錬条件実績及び吹錬終了時の実績熱余裕を記憶した吹錬実績データベースに記憶された各チャージの吹錬条件実績をそれぞれ実績吹錬ベクトルと定義し、この複数の実績吹錬ベクトルのなかから新規吹錬ベクトルに類似する所定数の実績吹錬ベクトルを選択し、この選択された所定数の実績吹錬ベクトルの各吹錬条件及び各実績熱余裕から新規に実施するチャージの熱余裕を推定する近似モデルを作成し、作成した近似モデルを用いて新規のチャージの熱余裕を推定し、推定した熱余裕に基づいて、新規のチャージの吹錬終了時の溶鋼温度を終点目標温度に一致させるための冷却材又は昇熱材の投入量を定める。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも転炉に銑鉄と各種副原料とを投入した状態で吹錬を実施する各チャージにおいて、各チャージの吹錬終了時の溶鋼温度を終点目標温度に一致させる転炉吹錬制御方法において、 新規に実施するチャージにおける少なくとも前記銑鉄の量、温度、成分の実績と各種副原料の投入量と終点目標温度と終点目標成分とを含む複数項目からなる吹錬条件を新規吹錬ベクトルと定義し、 過去に実施された各チャージにおける吹錬条件実績と昇熱材、冷却材の実績投入量を熱量に換算した実績熱余裕とを記憶した吹錬実績データベースに記憶された各チャージの吹錬条件実積をそれぞれ実績吹錬ベクトルと定義し、 この複数の実績吹錬ベクトルのなかから前記新規吹錬ベクトルに類似する所定数の実績吹錬ベクトルを選択し、 この選択された所定数の実績吹錬ベクトルの各吹錬条件及び各実績熱余裕から前記新規に実施するチャージの熱余裕を推定する近似モデルを作成し、 この作成した近似モデルを用いて前記新規に実施するチャージの熱余裕を推定し、 この推定された熱余裕に基づいて、前記新規に実施するチャージの吹錬終了時の溶鋼温度を終点目標温度に一致させるための冷却材又は昇熱材の投入量を定める ことを特徴とする転炉吹錬制御方法。
IPC (1件):
C21C5/30
FI (1件):
C21C5/30 Z
Fターム (9件):
4K070BA01 ,  4K070BB01 ,  4K070BD01 ,  4K070BD08 ,  4K070BD12 ,  4K070BD13 ,  4K070BD18 ,  4K070BE04 ,  4K070BE05
引用特許:
出願人引用 (11件)
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