特許
J-GLOBAL ID:200903018274785766

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-203181
公開番号(公開出願番号):特開2000-033085
出願日: 1998年07月17日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】【課題】CT画像へのアーティファクト(偽像)出現を阻止する。【解決手段】この発明のX線CT装置は、X線管2の回転あるいはガントリ6の傾斜でX線検出器3に対するX線管2の焦点位置が変化することにより生じるX線検出データの変動量とX線管の回転角度およびガントリの傾斜角度との関係を予め補正データとして補正データテーブル20に記憶しておき、ファンビームFBの照射に伴ってX線検出器3から得られるX線検出データに画像再構成用の信号処理を施す際、X線管の焦点位置の変化に起因するX線検出データの変動を補正データテーブル20の補正データを用いて消去する補正演算を行う構成であるので、X線検出データからアーティファクトを引き起こすエラー変動が除ける。
請求項(抜粋):
天板の上の被検体に扇形状X線ビームを照射するX線管と、チャンネルコリメータにより定まる受持ち分の透過X線をそれぞれ検出する多数個のX線検出素子が扇形状X線ビームの広がりに沿って配列されている多チャンネル型X線検出器と、X線管およびX線検出器を天板上の被検体を挟んで対抗する状態を維持したまま被検体の体軸まわりを回転させられるようにして装備しているガントリとを備えているとともに、X線管が被検体の体軸まわりを回りながら扇形状X線ビームを照射するのに伴ってX線検出器から出力されるX線検出データに画像信号処理を施してCT画像用の画像再構成を行う画像再構成手段を備えているX線CT装置において、X線管が被検体の体軸まわりを回る時にX線検出器に対するX線管の焦点位置が変化することにより生じるX線検出データの変動量とX線管の回転角度との関係を予め記憶する回転変動特性記憶手段を備えているとともに、画像再構成手段は、回転変動特性記憶手段に記憶されているX線検出データの変動量とX線管の回転角度の関係に従ってX線管の回転によるX線管の焦点位置の変化に起因するX線検出データの変動を消去する補正演算を画像信号処理で行うよう構成されていることを特徴とするX線CT装置。
Fターム (4件):
4C093AA22 ,  4C093BA03 ,  4C093CA13 ,  4C093FC27
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • X線CT装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-366239   出願人:株式会社日立メディコ
  • X線CT装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-280880   出願人:株式会社日立メディコ
  • 特開平4-227238
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