特許
J-GLOBAL ID:200903018411930329
廃プラスチックの熱分解法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
手島 孝美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-015174
公開番号(公開出願番号):特開2002-212571
出願日: 2001年01月24日
公開日(公表日): 2002年07月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 コスト高なしに汚れの付着した混合廃プラスチックを効率よく高品質に油化する熱分解法を提供する。【解決手段】 水W1とほぼ60°Cに加熱器12で加温したポリエチレン、ポリプロピレンの熱分解軽中質油、又はパラフィンリッチ鉱物油とを用い、減容・洗浄・脱水機10で発泡ポリスチレンを減容し、混合廃プラスチックの破砕片Pを洗浄して汚れ中の塩分を水に移行後、廃プラスチックの破砕片から比重1.05〜1.06の比重分離液17によって油化に適する廃プラスチックを回収する。回収した廃プラスチック、必要に応じて廃潤滑油を2段階で熱分解する。さらに廃プラスチック、廃潤滑油を熱分解し、熱分解生成油、中重質油を高品質化する。
請求項(抜粋):
塩分を含む汚れの付着した混合廃プラスチックを熱分解槽で回分にて溶融及び脱塩化水素処理した後に熱分解することにより、廃プラスチックを油化するにあたり、混合廃プラスチックから金属及び陶器類を分離するとともに、混合廃プラスチックを20mm以下の粒径に破砕し、所定量の水とほぼ60°Cに加温したポリエチレン及び/又はポリプロピレンの熱分解軽中質油、又はパラフィンリッチな鉱物油とを用い、発泡ポリスチレンを減容するとともに、混合廃プラスチックを洗浄して汚れに含まれる塩分を水に移行させ、脱水を行った後、混合廃プラスチックの破砕片を比重1.05〜1.06の比重分離液によって油化に適するプラスチック片を浮上させ、油化に適しないプラスチック片を沈降させることにより油化に適した廃プラスチックを回収し、該回収した廃プラスチックを熱分解槽で溶融して脱塩化水素を行った後、熱分解しうる温度範囲のうちの低温度で廃プラスチックのマイルド熱分解を行わせて廃プラスチックの半部を油化し、その残渣を熱分解槽から抽出し、廃プラスチックを熱分解しうる温度範囲のうちの高温度で残渣のハード熱分解を行わせて残渣を油化させるようにしたことを特徴とする廃プラスチックの熱分解法。
IPC (4件):
C10G 1/10 ZAB
, B29B 17/00
, C08J 11/08
, C08J 11/12
FI (4件):
C10G 1/10 ZAB
, B29B 17/00
, C08J 11/08
, C08J 11/12
Fターム (20件):
4F301AB03
, 4F301AD06
, 4F301BC02
, 4F301BF01
, 4F301BF12
, 4F301CA03
, 4F301CA09
, 4F301CA13
, 4F301CA25
, 4F301CA42
, 4F301CA52
, 4F301CA53
, 4F301CA62
, 4F301CA68
, 4F301CA72
, 4F301CA73
, 4H029CA01
, 4H029CA06
, 4H029CA14
, 4H029CA15
引用特許: