特許
J-GLOBAL ID:200903018417227921

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-117290
公開番号(公開出願番号):特開平9-072235
出願日: 1996年05月13日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 触媒内吸着物質量を適正に考慮に入れた空燃比制御を行う。【解決手段】 触媒53内の吸着物質量を推定する手段として触媒反応モデルを用いる。この触媒反応モデルは、触媒53内における流入ガス成分の吸着反応、流入ガス成分と触媒内吸着物質との酸化還元反応、触媒内吸着物質の離脱反応、流入ガス成分の未反応部分の存在が全て考慮されている。この触媒反応モデルを用いて空燃比センサ54の出力に基づいて吸着物質量を吸着物質量推定手段55により推定する。そして、推定した吸着物質量が所定範囲内のときに該吸着物質量に応じて目標空燃比を設定し、吸着物質量が所定範囲外のときに内燃機関51の筒内空気量に応じて目標空燃比を設定する。また、触媒反応モデルと同様のセンサ反応モデルを用いて下流センサ57の出力をセンサ出力推定手段58により推定し、この推定出力と実出力との関係から触媒53の劣化も判定する。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路の途中に排出ガス浄化用の触媒を設けると共に、この触媒の上流側に排出ガスの空燃比をリニアに検出する空燃比センサを設け、この空燃比センサの出力に基づいて目標空燃比と実空燃比との偏差を小さくするようにフィードバック制御する内燃機関の空燃比制御装置において、前記触媒内における流入ガス成分の吸着反応、流入ガス成分と触媒内吸着物質との酸化還元反応、触媒内吸着物質の離脱反応、及び、流入ガス成分の未反応部分の存在を考慮に入れた触媒反応モデルを用いて前記空燃比センサの出力に基づいて吸着物質量を推定する吸着物質量推定手段と、前記吸着物質量推定手段により推定した吸着物質量が所定範囲内に収まるように前記目標空燃比を設定する目標空燃比設定手段とを備えていることを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F01N 3/20 ,  F01N 3/22 321
FI (4件):
F02D 41/14 310 F ,  F02D 41/14 310 K ,  F01N 3/20 R ,  F01N 3/22 321 N
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (4件)
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