特許
J-GLOBAL ID:200903019206454375

助手席用エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-231250
公開番号(公開出願番号):特開平8-091166
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 インフレータが作動してリッドが開放されるときのリッド開放速度を適正化する。【構成】 コンテナ22内にエアバッグ24が折り畳まれて収納されており、コンテナ22内にインフレータ28が配置され、前方がリッド26で覆われている。このエアバッグ24は、後端部24aがコンテナ22に固定されている。エアバッグ24の先端側は複数回折り返されて一塊り状の積層部分24eとなっており、この積層部分24eの後面側を基布24hが覆っている。【効果】 インフレータ28が作動してガスが発生されると、このガス圧は基布24hを介して積層部分24eを一塊り状のまま前進させ、この前進圧によってリッド26を開放させる。積層部分24eが一塊り状となって前進するため、この前進速度が小さく、従ってリッド26の開放速度が適正速度となる。
請求項(抜粋):
前面が開放したコンテナと、折り畳まれて該コンテナに収納されており、後端部にガス導入口が設けられ、このガス導入口の縁部が該コンテナに固定されているエアバッグと、該コンテナの後部に取り付けられた、前記エアバッグを展開させるためのガスを噴出するインフレータと、該コンテナの前面の開放口を覆うリッドと、を備えてなる助手席用エアバッグ装置において、前記エアバッグは、その先端から後端に至るまで一面側の基布と他面側の基布とが重ね合わされ、この先端と後端との間の中途部よりも先端側の両面側の基布が重ね合わされたまま、複数回折り返されて一塊り状となっており、一面側の基布にあっては、この中途部よりも後端側が該一塊り状の部分の後面を覆っており、一面側及び他面側の双方の基布とも、該中途部から後端部までの基布の長さは、前記一塊り状の部分が一塊り状となったまま前記コンテナの前縁まで前進することを許容する長さであることを特徴とする助手席用エアバッグ装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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