特許
J-GLOBAL ID:200903019229272193

エチレン-ビニルアルコ-ル共重合体組成物及び積層フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-270663
公開番号(公開出願番号):特開2000-169652
出願日: 1999年09月24日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 金属酸化物を含有するエチレン-ビニルアルコール共重合体組成物であって、高温及び高湿度の雰囲気下においても優れたガスバリア性を高度に保持することができる組成物を提供する。【解決手段】 本発明は、金属酸化物及びエチレン-ビニルアルコール共重合体からなり、下記条件(1)〜(4)を満足する組成物である。(1)金属酸化物中の全金属原子基準でのSi含有率=20モル%以上(2)(金属原子)/(炭素原子)の重量比=0.001〜3.0(3)エチレン-ビニルアルコール共重合体相及び金属酸化物相の相分離構造が、(イ)共連続構造;又は(ロ)エチレン-ビニルアルコール共重合体の海、及び平均粒子径100nm以下の金属酸化物粒子中にエチレン-ビニルアルコール共重合体相が入り込んだ共連続構造物の島からなる海島構造(4)焼結残渣の平均細孔径=4.0nm以下
請求項(抜粋):
金属酸化物及びエチレン-ビニルアルコール共重合体からなる組成物であって、(1)該金属酸化物中の全金属原子基準におけるケイ素原子の含有率が20モル%以上であり、(2)組成物中に含有される該金属酸化物由来の金属原子の重量Wmと組成物中に含有される炭素原子の重量Wcとの比の値Wm/Wcが0.001〜3.0の範囲内であり、(3)(イ)該エチレン-ビニルアルコール共重合体からなる相及び該金属酸化物からなる相がそれぞれ共連続構造を形成しているか、又は、(ロ)該エチレン-ビニルアルコール共重合体からなる相及び該金属酸化物からなる相が海島構造を形成し、かつ海成分がエチレン-ビニルアルコール共重合体からなり、島成分が金属酸化物からなる平均粒子径が100nm以下である粒子中にエチレン-ビニルアルコール共重合体からなる相が入り込んだ共連続構造物からなる形態を有しており、かつ、(4)500°Cでの焼結残渣についてBET法で求めた平均細孔径が4.0nm以下である、ことを特徴とするエチレン-ビニルアルコール共重合体組成物。
IPC (5件):
C08L 29/04 ,  B32B 27/28 102 ,  C08K 3/22 ,  C08K 3/34 ,  C08L 23/08
FI (5件):
C08L 29/04 Z ,  B32B 27/28 102 ,  C08K 3/22 ,  C08K 3/34 ,  C08L 23/08
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る