特許
J-GLOBAL ID:200903019406528160

複式単線自動循環式索道の客車式搬器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-306981
公開番号(公開出願番号):特開平10-129466
出願日: 1996年11月01日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 複式単線自動循環式索道に於いて停留場でロープを放索した後の移送あるいは走行を円滑に行える搬器を提供する。【解決手段】 索道線路中でロープ3を2重ループにして往復両線を平面視で平行に循環移動させる。搬器20には右握索ユニット30と左握索ユニット50とを具える。懸垂機21は揺動自在に懸下し、該懸垂機21に客車23を懸垂する。右握索ユニット30には走行ローラー40,40とガイドローラー45,45を枢着し、左握索ユニット50には走行ローラー40,40だけを枢着する。ロープ間隔をA、ローラー間隔をB、客車幅をWとして、ロープ間隔A>客車幅W>ローラー間隔Bの関係にする。また、軌条列11の外軌条12を右握索ユニットのガイドローラー45,45が転動することで搬器20は軌条列11に沿って走行するようにする。
請求項(抜粋):
両端の停留場に枢設した滑車間には1本のロープで無端状に2重ループを形成し、索道線路中の往復両線にあってはそれぞれ2つのループのロープを所定の間隔で水平方向に平行にしてに循環移動をさせて、かかる2つのループのロープを搬器に具えた2つの握索ユニットがそれぞれ握索して索道線路中を移動し、両端の停留場に到着すると2つの握索ユニットは2つのループのロープを放索して、それぞれの停留場に架設した軌条列上を走行して搬器が回送移送されるようになした複式単線自動循環式索道の搬器は、前記索道線路の往路線および復路線を移動する前記2つのループのロープの間隔より平面視で狭い寸度の客車幅の客車と、前記2つのループのロープの間に位置するように前記搬器に具えられた右握索ユニットおよび左握索ユニットと、該右握索ユニットと左握索ユニットには前記軌条列を走行する前記搬器の進行方向の正面視で前記客車幅より内側に位置して垂直方向に回転可能に枢着した走行ローラーと、前記右握索ユニットには前記軌条列の一方の軌条の側面に当接して前記搬器を前記軌条列に沿って誘導するための水平方向に回転可能に枢着したガイドローラーを具えてなり、前記ロープが前記右握索ユニットと左握索ユニットの搬器の進行方向左右の握索位置より、前記客車に対して垂直下方に相対変位させた際に前記客車と干渉せず、かつ、前記右握索ユニットと左握索ユニットが前記軌条列を外れるこなく前記搬器が軌条列を移送されるようになしたことを特徴とする複式単線自動循環式索道の客車式搬器。
IPC (2件):
B61B 12/00 ,  B61B 12/02
FI (2件):
B61B 12/00 A ,  B61B 12/02 H
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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