特許
J-GLOBAL ID:200903019479365278

プラスチック気泡シートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-170624
公開番号(公開出願番号):特開2002-361725
出願日: 2001年06月06日
公開日(公表日): 2002年12月18日
要約:
【要約】【課題】 真空成形により多数のキャップを有するキャップシートを成形し、そのキャップの底面に平坦なバックシートを貼り合わせて、多数の密閉された空気室を形成することからなるプラスチック気泡シートの製造方法において、改善された圧縮強度と剛性を有する製品を、高い生産性をもって製造する方法を提供すること。【解決手段】 キャップシートとするプラスチック材料として、結晶性のポリオレフィンを使用する。キャップシート用のシートが真空成形ロールに接触する直前に、シートにエアーナイフからの冷空気を吹き付け、または温度調節された冷却ロールに接触させるなどの手段によって冷却し、結晶化温度領域までフィルムの温度を下げる。結晶化の進行に伴う発熱のために、シートの温度低下は緩やかに進むから、その間に真空成形を行なってキャップシートを得る。これにより、部分による厚さの差が小さく、延伸効果の加わったキャップが成形される。
請求項(抜粋):
回転可能に設置した金属製の円筒の表面に多数のくぼみを設け、真空吸引源に接続した真空成形ロールの表面に、T-ダイから押し出され、可塑化状態にあるプラスチックシートを連続的に供給して真空成形することにより多数のキャップを有するキャップシートを成形し、そのキャップの底面に平坦なバックシートを貼り合わせて多数の密閉された空気室を形成することからなるプラスチック気泡シートの製造方法において、少なくともキャップシートとするプラスチック材料として結晶性のポリオレフィンを使用し、キャップシート用のシートが真空成形ロールに接触するに先立ってこれを冷却して結晶化温度領域内の温度までシートの温度を下げ、結晶化の進行に伴う発熱のためにシートの温度低下が緩やかになっている間に真空成形を行なってキャップシートを得ることを特徴とする製造方法。
IPC (6件):
B29C 51/10 ,  B29C 51/42 ,  B29C 51/46 ,  B29K 23:00 ,  B29L 7:00 ,  B29L 24:00
FI (6件):
B29C 51/10 ,  B29C 51/42 ,  B29C 51/46 ,  B29K 23:00 ,  B29L 7:00 ,  B29L 24:00
Fターム (13件):
4F208AA03 ,  4F208AG01 ,  4F208AG06 ,  4F208AG18 ,  4F208AR06 ,  4F208MA01 ,  4F208MB02 ,  4F208MB29 ,  4F208MD01 ,  4F208MG02 ,  4F208MH09 ,  4F208MH10 ,  4F208MW02
引用特許:
審査官引用 (9件)
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