特許
J-GLOBAL ID:200903019853968038

可燃性ガス検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-012831
公開番号(公開出願番号):特開2008-180542
出願日: 2007年01月23日
公開日(公表日): 2008年08月07日
要約:
【課題】可燃性ガスの濃度が変化した場合においても、演算により得られる湿度に誤差が生じ難く、可燃性ガスの検出精度の低下を抑制できる可燃性ガス検出装置を提供する。【解決手段】可燃性ガス検出装置1は、水素ガス濃度Dnを演算するにあたり、S210で演算した湿度HUMをそのまま用いるのではなく、前回検出時の水素ガス濃度Dn-1を用いて補正した湿度HUM(S230)を用いて水素ガス濃度Dnを演算する構成である。このため、可燃性ガス検出装置1が設置された被検出雰囲気内における水素ガス濃度が変化し、その濃度変化に起因してS210による湿度HUMの演算結果に誤差が生じた場合であっても、S230にて補正された補正後の湿度HUMは、S210にて演算された湿度HUMに比べて、実際の湿度に近い値となるとともに、実際の湿度との誤差が小さい値となる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
被検出雰囲気内に配置される複数の発熱抵抗体と、 前記複数の発熱抵抗体のうち2つの発熱抵抗体が互いに異なる目標温度に対応する抵抗値となるように、前記2つの発熱抵抗体を通電制御する通電制御手段と、 前記被検出雰囲気内の環境温度を検出する温度検出手段と、 前記2つの発熱抵抗体における各端子電圧を検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段で検出した前記2つの端子電圧および前記温度検出手段で検出した前記環境温度に基づいて、前記被検出雰囲気内の湿度を演算する湿度演算手段と、 前記電圧検出手段で検出した前記2つの端子電圧のうち少なくともいずれか一方を含む端子電圧と、前記湿度演算手段で演算した湿度と、前記温度検出手段で検出した環境温度とに基づいて、前記被検出雰囲気内における可燃性ガスのガス濃度を演算する濃度演算手段と、 を備えて、前記被検出雰囲気内の可燃性ガスを検出する可燃性ガス検出装置であって、 前記濃度演算手段で演算された前記ガス濃度を記憶するガス濃度記憶手段と、 予め設定された前記可燃性ガスのガス濃度と前記湿度演算手段の湿度演算誤差との相関関係に基づき、前記ガス濃度記憶手段に記憶された過去の前記ガス濃度に対応する湿度演算誤差を演算し、前記湿度演算手段で演算された前記被検出雰囲気内の湿度を前記湿度演算誤差を用いて補正することで、補正後湿度を演算する補正後湿度演算手段と、 を備え、 前記濃度演算手段は、前記補正後湿度演算手段により演算された前記補正後湿度を前記湿度演算手段で演算した湿度として用いること、 を特徴とする可燃性ガス検出装置。
IPC (1件):
G01N 27/18
FI (1件):
G01N27/18
Fターム (9件):
2G060AA02 ,  2G060AB02 ,  2G060AB03 ,  2G060AE19 ,  2G060AE33 ,  2G060BA05 ,  2G060HB06 ,  2G060HC04 ,  2G060HC13
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
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