特許
J-GLOBAL ID:200903020009169306

顕微鏡用対物レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-291700
公開番号(公開出願番号):特開平10-133118
出願日: 1996年11月01日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 カバーガラス等の厚さ変化に対する収差補正を行うための移動レンズ群を、簡単な構成で且つ全域にわたって良好な諸収差を可能とする。【解決手段】 物体側から順に並んだ第1〜第3レンズ群から構成される対物レンズにおいて、第1レンズ群G1は物体からの光束を収れんさせる正の屈折力を有し、第2レンズ群G2は、物体側から順に並んだ正、負、正の3枚接合レンズから構成されるとともに小さな屈折力を有し、第3レンズ群G3は負の屈折力を有する。カバーガラス等の厚さに応じて第2レンズ群を相対移動させて収差補正を行う。各レンズ群は、次の条件式を満足する。|f2/f| > 50 ・・・(1)1.1 < (E1/E2) < 1.3 ・・・(2)但し、f2: 第2レンズ群の焦点距離、f : 対物レンズ全系の焦点距離、E1: 第1レンズ群の最大有効径、E2: 第2レンズ群の最大有効径
請求項(抜粋):
物体側から順に同一光軸上に並んで配設された第1〜第3レンズ群を備えてなる顕微鏡用対物レンズであって、前記第1レンズ群は前記物体側からの光束を収れんさせる正の屈折力を有し、前記第2レンズ群は、前記物体側から順に並んだ正、負、正の3枚接合レンズから構成されるとともに小さな屈折力を有し、前記第3レンズ群は負の屈折力を有し、前記物体と前記第1レンズ群との間に配設される光透過平行平面板の厚さに応じて、前記第2レンズ群を、前記第1および第3レンズ群に対して前記光軸上で相対移動させて収差補正が可能であり、|f2/f| > 501.1 < (E1/E2) < 1.3但し、f2: 第2レンズ群の焦点距離、f : 対物レンズ全系の焦点距離、E1: 第1レンズ群の最大有効径、E2: 第2レンズ群の最大有効径を満足することを特徴とする顕微鏡用対物レンズ。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 顕微鏡対物レンズ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-077319   出願人:株式会社ニコン
  • 特開昭60-205521
  • 対物レンズ系
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-244610   出願人:株式会社ニコン
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